小説 舞の楽園 ( 大人のオモチャ屋で・・ )
- 2021/12/13
- 22:57
大人のオモチャ屋で・・(8)
「綾。ドレスを捲り上げて貰いなさい!」
大きくよろけてしまったわたしの腰を店員さんが抱き留めています。
そのわたしに向かって京ちゃんの冷酷な声です。
「いやッ。イヤヨッ。京ちゃん。そんなことをさせないでェ・・」
もう高い女声を出している時ではありません。地声で叫びました。
「ダメダ・・」
2人の酔客と店員さんの見ている前で京ちゃんは頭を振ります。
「お姉ちゃん。旦那さんがああ言っているんだぜ。巻くってくれよ」
「なんだったら、俺が巻くってやろうか?」
酔客は京ちゃんの言にすっかり勢いがついて、面白そうに口々に言って
わたしを取り囲みました。
「おッ。手錠をしているぞ・・」
中年さんの1人が叫びました。
わたしをマゾの変態だと思ったのでしょう、わたしの着ている足首まで
あるロングドレスの裾をいきなり捲くり上げたのです。
わたしの裸の両手は後ろに廻って手錠を掛けられているのです。ドレス
を押えられる訳がありません。
「イヤァ・・イヤッ。許してェー」
腰は後ろに引けて、脚をクロスさせて、再び、わたしの声は女の声に
なっていました。
そうです。わたしのロングのスカートの中はサスペンダーで吊った
ストッキングでけなのです。パンティは初めから履いていないのです。
「へッへッへ。それにしても、キレイなアンヨをしているんだなぁ」
ドレスの裾を捲くった男は裾を持ったまま、下卑た笑い方をしてそう
言いました。
「イヤッ。止めてッ。お願いだから止めて・・」
今にもドレスに隠された秘部が見えてしまうのではないかと言う羞恥
で、必死で哀願しています。
座り込もうとしましたが、男の人の手が剥き出しの肩に掛かって、
しゃがませてくれないのです。
わたしはもう目を開いていることが出来ません。
それでも。膝から、上肢へとノロノロだが確実にドレスが捲られて行
くのが恐怖と共に解るのです。
男達の興味と興奮の視線がドレスを捲くられて、露になって行く鳶色
のストッキング越しに痛い位に感じました。
本当に女の恐怖を味わっているのです。
ジリジリ、ジリジリとスカートは捲り上げられ、太股の半ばまできま
した。
ゴクリと誰かの唾を飲み込む音がしました。男達の興奮がドレスを捲
くられているわたしにも伝わって来ます。
「おッ。ストッキングを吊っているのか・・?これはいいぞ!」
ラメ入りの光沢のある濃いストッキングを履いてきたことは、男達を
興奮させる上では正解だったようですが、今はそれどころではありま
せん。
わたしは眸を閉じていやいやをしてあがらいますが、男達の目の色が
ギンギンになっているのが解りました。(続く)
「綾。ドレスを捲り上げて貰いなさい!」
大きくよろけてしまったわたしの腰を店員さんが抱き留めています。
そのわたしに向かって京ちゃんの冷酷な声です。
「いやッ。イヤヨッ。京ちゃん。そんなことをさせないでェ・・」
もう高い女声を出している時ではありません。地声で叫びました。
「ダメダ・・」
2人の酔客と店員さんの見ている前で京ちゃんは頭を振ります。
「お姉ちゃん。旦那さんがああ言っているんだぜ。巻くってくれよ」
「なんだったら、俺が巻くってやろうか?」
酔客は京ちゃんの言にすっかり勢いがついて、面白そうに口々に言って
わたしを取り囲みました。
「おッ。手錠をしているぞ・・」
中年さんの1人が叫びました。
わたしをマゾの変態だと思ったのでしょう、わたしの着ている足首まで
あるロングドレスの裾をいきなり捲くり上げたのです。
わたしの裸の両手は後ろに廻って手錠を掛けられているのです。ドレス
を押えられる訳がありません。
「イヤァ・・イヤッ。許してェー」
腰は後ろに引けて、脚をクロスさせて、再び、わたしの声は女の声に
なっていました。
そうです。わたしのロングのスカートの中はサスペンダーで吊った
ストッキングでけなのです。パンティは初めから履いていないのです。
「へッへッへ。それにしても、キレイなアンヨをしているんだなぁ」
ドレスの裾を捲くった男は裾を持ったまま、下卑た笑い方をしてそう
言いました。
「イヤッ。止めてッ。お願いだから止めて・・」
今にもドレスに隠された秘部が見えてしまうのではないかと言う羞恥
で、必死で哀願しています。
座り込もうとしましたが、男の人の手が剥き出しの肩に掛かって、
しゃがませてくれないのです。
わたしはもう目を開いていることが出来ません。
それでも。膝から、上肢へとノロノロだが確実にドレスが捲られて行
くのが恐怖と共に解るのです。
男達の興味と興奮の視線がドレスを捲くられて、露になって行く鳶色
のストッキング越しに痛い位に感じました。
本当に女の恐怖を味わっているのです。
ジリジリ、ジリジリとスカートは捲り上げられ、太股の半ばまできま
した。
ゴクリと誰かの唾を飲み込む音がしました。男達の興奮がドレスを捲
くられているわたしにも伝わって来ます。
「おッ。ストッキングを吊っているのか・・?これはいいぞ!」
ラメ入りの光沢のある濃いストッキングを履いてきたことは、男達を
興奮させる上では正解だったようですが、今はそれどころではありま
せん。
わたしは眸を閉じていやいやをしてあがらいますが、男達の目の色が
ギンギンになっているのが解りました。(続く)
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