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小説 舞の楽園 ( 大人のオモチャ屋で・・ )


     大人のオモチャ屋で・・(9)
「もっと早く捲ってみろよ!」
「あせるな!こういうものは、ゆっくりの方がいいんだ」
酔客の一人が叫びますが、ちょっと年上の男の人が落ち着いて言います。
わたしはこの羞恥に目を瞑って耐えておりました。
3人がしゃがんで、わたしのドレスの裾が捲られている脚をみているよう
なんです。
<・・・とすると、わたしの肩を押さえているのは京ちゃん?>と考えた
ら、わたしの恐怖に項垂れていた小さい白い葉巻は勃ち上がり始めました。
わたしは、こんな時に勃起するなんて焦りました。後で、京ちゃんに何を
言われるか解りません。
「この姉ちゃんは色が白いから・・・あッ・・」
若い声が感に耐えないような声が途中で驚きの声に変わり、途切れます。
若い声と言うのは店員さんの声しかありません。
今まで、長いドレスの下で暖まった空気が急に冷たく感じられたのです。
そうです。わたしの秘所が見えるところまでドレスは捲くり上げられたの
です。
その声を聞いたとたんに、わたしのオチ〇チンは最大限に膨れあがって
いました。(・・と言っても、小さいのですが・・)
「いやぁぁ・・見ないでッ・・・」
わたしは唯一自由になる脚を閉じましたが、いつもはパンティに隠されて
いるピンピンに勃っているそこは隠しようが無いのです。
わたしは、このときほど自分の性癖を呪ったことはありません。死にたい
と思いました。
わたしのおチ〇チンが見えたとたんにドレスは一気に捲り上げられました。
ドレスの後ろの方もです。
わたしの白いお尻も丸出しにされてしまったのです。
「おう。キレイなものじゃないか・・」
「下のオケケは剃ってあるのか?」
「流石ぁ・・・」
酔客と店員さんは口々に感に耐えないような声を上げます。否、酔客の
酔いなんて、もうすっかり醒めているようなんです。
恥部を見られてしまったわたしはもう声も出ません。大粒の涙が突然湧き
上がってきて、後から後から頬を伝わりました。

「綾。うれし泣きかい?」
京ちゃんのサディスチックな声が裸の背中から聞こえました。
「・・・・・」
わたしは涙を払うように頭を振りました。
「綾、ドレスを脱ごうね・・」
京ちゃんの悪魔が囁きます。
「いやぁ・・」
と言ったつもりですが、声にはなりませんでした。(続く)
 
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