小説 舞の楽園 ( 大人のオモチャ屋で・・)
- 2021/12/17
- 23:03
大人のオモチャ屋で・・(12)
“ズルリ”と施管が抜けました。
わたしはアヌスを必死で引き締めましたが、大量のグリセリン水溶液を飲
みこんだアヌスは少し零したようで、太股を伝わってストッキングが濡れ
てくる感覚が生々しいのです。
「あああ、濡らしちゃって・・。お姉さん。気持ちわるいだろ?これも脱
ごうか?」
わたしの白い肌に映えていたガーターベルトときらきら光るストッキング
を脱がそうとしています。それはわたしの秘めたるところを隠していない
とは言え、身につけている唯一の衣装でした。
(7)水をかけられて・・
若い店員さんが扉を開けてくれたトイレの個室の便器にやっとたどり着
きました。
死にものぐるいで我慢をした甲斐があってお店の中のビニールシートの上
には、汚物をぶちまけないで済みました。
店員さんのハラハラした顔(は、分かるような気がします。だってぶちま
けたら結局は店員さんのお仕事になるんですもの)と、中年男2人の興味
深深の顔と京ちゃんの憎らしい位感情を表さない貌とがわたしの苦しみ方
を見ていました。
「もう、我慢が・・ムグッ・・出来ないわ・・」
足踏みをして身体を捩りながら、京ちゃんに泣きながら哀願しました。
「出しても・・いいよ」
やっと、京ちゃんの排泄の許可を頂きました。
「あっちへ行っててて・・お願い・・」
素っ裸のわたしでも、いくらなんでも、若い男性の目の前で汚物を噴出
するのは恥ずかしすぎます。便器に座ることを躊躇ってしまいます。
必死でお願いしますが、店員さんは頭を振りました。
ついに、駆け下りてくる便意には勝てずに、大便器に腰を下ろしてしま
いました。
これで、床を汚さずに済んだと言う安心感からか、便器に腰を下ろすよ
りも先に我慢が出来なくなって、入れられている水溶液をジョーと漏ら
してしまったのです。
それでもかろうじて間に合ったようで、便器の縁には少々かかりました
が外には出ていませんでした。それでも、便器の中は茶色の汚物の
水溶液がついて、匂いを立てているのです。
流石は500ccのグリセリン水溶液です。後から後から間欠泉のごと
く汚水が出てきます。
わたしのお腹は毎朝、昼、晩と浣腸を繰り返していると言うのにです。
店員さんの見ている中、恥ずかしさでしゃくり上げながら変なことに
感心しているわたしがおりました。
「あのぅ。もう終わりですか・・?」
お腹の中の汚物を絞りきって面を上げると、店員さんが緑色のトイレ掃除
用のホースを持って立っていました。
大便所の扉は開け放してあります。ホースの先端は手洗いの水道のカラン
に繋がっているのが見えます。
「お姉さん。お尻を洗ってあげる・・・」
わたしを立たせて、便器の中にホースを突っ込んで、水道を流しながら彼
は言いました。
「ありがとう。だけど、自分でやるわ・・この手首の錠を外して・・」
彼にそんなことをさせる訳にはいかないのです。だって、わたしが自分で
出したものなんです。恥ずかし過ぎるんです。
「鍵を持っていないんだ!・・それに・・洗って上げたいんだ。自分に
やらせて・・」
小さな声でお願いしましたが、店員さんは首を振りました。
考えて見ると、無理もありません。鍵は京ちゃんのポッケにあるのです
もの・・(続く)
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