小説 舞の楽園 ( 大人のオモチャ屋で・・ )
- 2021/12/18
- 22:45
大人のオモチャ屋で・・(13)
わたしは他のお店の人が顔を出すのではないかと気が気ではありませんで
した。
だってここは、ビルの「大人のオモチャ屋」の店外なんです。このビルには
「オモチャ屋」さんのほかにもう1軒「ののこ」と言うバーが入っているの
です。
「自分にやらせて・・」と言う店員さんに、涙に光る眸を向けて、それでも
恥ずかしそうに頷きました。
このようなわたしを「お姉さん」と呼んでくれる店員さんが可愛いとさえ思
っておりました。
「ゴメンね。ちょっと冷たいけれど・・」
店員さんが便器の上に座っているわたしの股間に、前から水を掛けました。
「ヒッ、冷たい・・」
ちょっとどころではありません。氷のような水だったのです。
しゃがみ込んだ店員さんの眸がわたしの真っ白な葉巻のすぐ前にありました。
店員さんはわたしの浣腸で汚れたアヌスを洗ってくれています。彼の吐く息
が無毛の包茎に掛かっていました。
冷たい水を掛けられたと言うのに、包茎のオチ〇チンが硬くなりそうで、わ
たしは焦ってしまいました。こんな時に勃ってしまったのが京ちゃんの耳に
入ったら、どんな酷いことをされるか分かりません。
「さあ、向こうを向いて・・お尻をこっちに突き出して・・」
彼の命令です。
「・・はい・・」
好きになってしまった店員さんに汚れたお尻を洗って貰う弱みから、わた
しはもう逆らおうなどとは思いません。小さな声で返事をして、恥ずかし
かったのですが、素直にお尻を突き出していました。
すると、彼の手が裸のお尻に触れて、指でキレイにしてくれるのです。特
にアヌスまでも手指で綺麗にしてくれるのです。
冷たいお水で冷え切ったお尻には、その手は非常に暖かく、優しく感じら
れます。
「ありがとうございます」
と、云う言葉も素直に出ました。
こんなわたしの心理の屈折は、実は屈服を自分自身に納得させるための
カラクリでしかなかったようです。
(8)他人に見られてしまって・・
丸裸のわたしがトイレから出ようと1歩を踏み出そうとした時です、突
然、トイレのドアーが開いたのです。
「アッ・・失礼」
「ああっ・・」
わたしも驚いたのですが、相手の人も腰を抜かさんばかりに驚きました。
扉を開けた一瞬のうちに、わたしの全裸姿が見えたのでしょう。大慌てで
扉を閉めています。
しばらくして、ソロリと扉が開きました。きっと、ドアーを間違えてしま
ったと思ったのでしょう。そして、確認したのでしょう。
顔を出したのは、頭を7・3に分けた40歳位の会社の課長さんらしい人で、
お隣のバーで飲んでいたようなんです。
今度は、はっきりとわたしの手錠で繋がれた全裸を見られてしまいました。
『いやぁー』
慌てて店員さんの後ろに隠れたのですが、わたしの白い、このところ福与
かさを増しているお尻はバッチリと見えてしまったようです。
「どうしたの?」
困った表情を浮かべてあいまいに笑っている店員さんに聞いています。
しかし、パニック状態で必死になって恥部を隠そうとしているわたしには
好奇の目を向けていることはアリアリなんです。(続く)
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