秘 書 の 遍 歴 - < 25 >
博物館の内部には日本の人々も沢山いました。女の人が多かったようです。
社長のオンナになりました私ですが、本当は女の言葉で感想を喋りたかったのですが、まだ
男の姿をしていますので我慢をしています。
その夜は桃園空港の近くのホテルへ宿をとりました。
そのホテルでは1番良いお部屋だったようですが、やはりツインのお部屋でした。
窓からは綺麗な台湾の夕日が見えておりました。
ホテルの1階の食堂で夕食を頂いた後のことです。
「ちょっと・・寄って行こう・・!」
1階のお店が並んでいますコンコースを通りかかった社長はそうおっしゃいまして、1軒
のお店に入って行かれるのです。
そのお店は高級な女物のお洋服ばかりが並んでいますブティックです。
「いらっしゃいませ」
紺のオシャレな制服を着ました女の店員さんが出て来まして、流暢な日本語で迎えてくれ
ます。日本語が話せるようです。
「この人を女にしたいのだ!女性の洋服を見繕ってくれないか・・?
社長はそう言って女の姿ならばいざ知らず、男の姿でモジモジしている私を前におしだし
ました。
「ハイ! 判りました・・」
女の店員さんはチョット驚いたようですが顔色を変えることもなく、そう答えております。
突然、女の服を着るように言われた私は{ まさかここで・・}と真っ赤になって俯く
ことしかできません。
そのお店を出る時に社長が「日本語が上手なのですね・・」とおっしゃいますと、「
私は日本人ですわ・・日本の方が台湾にいらして大勢このホテルにお泊りになりますので
お店でも日本人のスタッフがおりますのよ」とにっこりと微笑んでいました。
「どうぞこちらへ・・」
鏡のあります2坪ぐらいの更衣室に私を案内しました店員さんは、社長と一緒に私に着せ
ますお洋服を選んでおります。
店員さんはどうやら私を恥ずかしがらせないようにと更衣室へ案内した見たいです。
社長が更衣室に戻って来られました。そして私に耳打ちです。
「全部脱いで・・待っているのだぞ!」
ドレッサールムを出て行く時に耳打ちされた私は、ワイシャツとズボンを脱いでパンツ
1つになります。
やがて・・店員さんが入って来ました。
手にはワンピース数点と下着類まで1揃いの女性のお洋服を取り揃えています。
裸になっている私を見て「あらっ・・」と云う顔を1瞬しましたが流石は、直ぐに取り
澄ました顔に戻ります。
流石は1流ブティクの店員さんです。
社長は他のお洋服を選んでいるのでしょうか。入っては来られません。
「それも・・お脱ぎになさって・・これに・・お着換えになって下さいませ・・」
女性に手渡されたのは、極薄のナイロンで出来ましたパンティです。
女性に裸を見られるのは・・いえ、社長以外の人に全裸を見られるのは初めてのことで
恥ずかしかったのですが、覚悟を決めましてボクサーパンツを脱ぎました。
でも・・{ これで完璧な女性になれるのだわ・・}と云う気持ちも少しはありました。
< ブティックの店員さん >
店員さんは後ろを向いております。
女性の持参したお洋服は濃紺の素敵なワンピースに薄いエンジ色のワンピースと、空色
のランジェリー、それと紺色ですが色の薄いブラジャーに同色のパンティでした。
全裸になった私がパンティを履いてモタモタとブラジャーを着けていますと、女性が背後
に来ましてブラジャーのホックを止めてくれています。
「お客様は色が白いのですわね!良くお似合いですわ・・」
ブラジャーのホックを止めて、ブラの中にカップを入れました女性はそう言います。
男の私を無視して、まるで女性に言うように・・です。(つづく)
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