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小説 舞の楽園 ( 秘書の遍歴 )


 

秘 書 の 遍 歴 - < 44 >

「考えさせていただけませんこと・・?あまりにも・・勿体ないお話ですもの・・」
 残った奥様にそう申し上げるのが精一杯の私でした。
 旦那様と奥様は私のことを本当に愛して下さいまして、「養女にする・・」とおっし
 ゃって下さるのです。
 養女になれば、当然のように財産分与の対象となるでしょう・・
 私の老後のことをかんがえて下さっている・・としか考えられません。
 私にとっては悪いお話ではない・・ということは判っておりましたが、旦那様と奥様
 にそんなに甘えてしまってもいいのか・・と思います。
 
  その日は・・会社に出勤しましても、考えは纏まりません。
 ドジばかり踏んでおります。会社の皆様も、いつもとは異なった私を変に思ったこと
 でしょう・・

  旦那様と奥様はそれからそのお話が無かったように言い出さずに4日が過ぎました。
 いつものように、奥様とお風呂に入って流し合って、その後濃厚なレズプレイの後な
 のです。
 今日は特に濃厚だったようです。
 そして・・萎えた男根の代わりに、私の腰に着けた張り型で奥様の女陰を突いて、
 奥様を昇天させた後なのです。

  「あの話・・考えてくれたわね・・」
 満足なさった顔を仰向かせて、私の大きくなった胸を弄りながら、奥様は言い出され
 たのです。
 「あの話・・」と云うのは、5日前に「養女にならんか・・?」とおっしゃる社長の
 お話のことです。
 
  「奥様。それでは・・余りにもお2人に甘えてしまいます・・わ!アンッ・・わた
 くしは・・アン・・わたくしは・・今のままでも充分に・・アンッアン・・そんなに
 されたら・・幸せでございますのよ・・」
 その頃には、充分に大きくなっていました私の乳房はもう弱点の1つでした。
 それを熟知なさっている奥様はワザと私を喘がせているのです。
 「もっと・・もっと幸せになりなさいよ!いいこと・・?」
 私は奥様のお言葉に頷いておりました。
 その後、その恩返しの積りもありまして、奥様を再び天国に送り付けて上げたので
 す。

その後。私は病院に通いまして豊乳手術に咽の手術、全身脱毛手術を受けまして
 唯一の箇所を除いて完全な女となったのです。
 病院では、社長ご夫妻しか見られたことの無い全裸の肉体を弄られて恥ずかしい思
 いもしましたが・・
 そして・・性同一性障害と云うことで戸籍も変更しまして、1年後には社長の養女
 としまして入籍したのです。

  会社の方も大きく成長しまして、秘書室出来ました。
 来週には女子の秘書が2人も入社する予定でして、私は女ながら秘書室長として
 3人の女性の秘書を束ねて行かねばなりません。
 社長は会長になられ、専務が社長になりまして新しい秘書が必要になったのです。
 (つづく)




























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コメント

No title

凄いな、やっぱりこの社長。
ちゃんと責任もとる。
快傑なところは非常に好感が持てます。
やはりこういう方は色々な人に好かれるからこそ、
非常に魅力的に映るのでしょうね。
とても好感が持てる官能小説に仕上がっております。

No title

ありがとうございます。

 社長のことを良く書こうなんて思っていなかったのですが、
物語が進んでいるうちにこう云うことになってしまいました。

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