小説 舞の楽園 ( 図書士の恋 )
- 2022/03/22
- 23:07
図書士の恋 - ( 15 )
肛門は確かに入口の方は彼の太い指によって広がっているようですが、内部の方は広がっては
いないのです。
「アアァァ・・」
身を裂かれる痛みに悲鳴が漏れています。
「痛いのか・・?」
叩き込んでしまってから、少し冷静さを取り戻したようです。
私の痛みに初めて気が付いたのでしょう。彼が聞いていますが私は答えるどころではありません。
涙で霞む顔でコクコクと頷いたでけでした。
本当は砲身を抜いて欲しかったのですが、「抜いて下さい・・」とは言えませんでした。代わり
に「動かさないでェ・・」と哀願しています。
前回犯された時よりも痛みを感じています。
人間なんて不思義ななものですね・・その時の痛みなんて直ぐに忘れてしまうものですね・・
冷静さを取り戻した彼はジッと腰を押し付けたままで動きません。
彼が動かないでいてくれたお陰で痛みはやがて消えました。
2回目と言うことで馴染むのも早いのでしょう・・前回よりも早く痛みは消え去ったように思い
ます。
「アリガトウゴザイマス。もういいわ・・あなたをちょうだい・・な」
彼が動かしたいのを我慢しているのを知っている私は感謝の言葉が出ています。
犯されているのに感謝の言葉なんて・・と疑っているかもしれませんが、私の素直な気持ちで
す。当然、優しい女言葉になっていました。
「ヨシ!行くぞ・・!お前のオマ〇コに俺の精液を叩き込んでやる!」
この男性は私が女になればなるほど、男としての自信が沸いてくるようです。そう言うと凄い
勢いでピストン運後を開始しました。
それからの私は意識が飛んでおります。
気が付いた時には、彼の逞しい背中に両腕を廻してシッカリと抱き付いていたのです。
しかし、肛門に入れられた砲身が私の身体の最奥で突然止まって、砲身に精液が登って来まし
て、バシンと弾けた瞬間だけはちゃんと覚えているのです。
「お前のことを考えて・・3日間も我慢をしたんだ・・」
その言葉通り、若い彼の砲身は1回の放出では終わりませんでした。
「もう1回・・いいだろう・・?」
驚くほど大量に白い肉体の中に放出を果たしたにも関わらず、そのまま抜かずに2回戦に突
入しました。
「ああ・・スッキリした・・」
2回目も、真上を向いたオマ〇コにタップリと精液を頂いた私です。
「アッ・・」
ちょっとだけ柔らかくなったと思える砲身を抜かれた時には、私は抜かれるのを惜しむよう
に声を上げていました。
「ホラ・・」
私の身体からはなれた彼はベッドサイドに用意をしてあったティッシュを取って、まだ天井
を向いて彼の大きさのまま開いているアヌスを塞いでくれたのです。
その後、1服した彼と一緒に浴室へ行き、また前回と同様にシャワ浣をお受けしたのです。
< ひかると言う名前 >
「今日は泊まって行けるのだろう・・?」
バスタオルを女巻にしまして浴室を出て行きますと、彼はベッドに横たわっていました。
薄い夏用の毛布を巻くって聞いています。その言い方はもう私を年上の男だとは思っても
いない言い方です。
「はい・・お邪魔で無かったら・・」
私はベッドへ上がり、彼の広げている右手に頭を乗せています。
もう年上の男だ・・なんて考えてはいません。完全に彼のオンナになっていました。
「俺の彼女になってくれ・・!」
5分くらいでしょうか、そのままの態勢で彼は黙って何かを考えています。
仰向けになって彼の右腕に頭を乗せていた私が横を向いて縋り付こうとした時です。突然
彼は言って、枕にしていた腕を曲げて、私の頭を引き寄せたのです。
余りに突然だったので、私の頭の中はグチャグチャになってしまいまして声も出せません。
しかし・・後になって良く考えて見ると・・{ いずれはこう言うことを言われるのでは
ないかしら・・}とは思っていたようです。・・・これは、私の希望的観測に過ぎません
が・・
急に涙が溢れて来まして、眸の前の彼の真剣な顔がボヤケています。
でも・・ゆっくりと大きく頷いていました。(つづく)
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