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小説 舞の楽園 ( 私の心と肉体 )<第1部>

   
      私の心と肉体<第一部>-60
 「早く柔らかくなるように、ご主人にも揉んで貰いなさい・・・」
先生に言われて健次様にも揉んで頂くのですが、余りの私の痛がり様に手加減をして
しまうらしいのです。・・・が先生はそんな手加減はしません。
流石にマゾを自認する私ですが、クリニックへ行くのが嫌になりましたほどです。
柔らかなオッパイにしてご主人様に喜んで貰いたい一心で、必死に通院しました甲斐
あって、約2ヶ月後には乳は柔らかく盛り上がって、90cmのDカップのブラが
美しい形に盛り上がったのです。
ご主人様のお陰で私は美しい肉体を手に入れて女に生まれ変わったのです。


   < 21 >
 ちょうどその頃に、健次様は土、日と掛けて1泊の研修に行くことになりました。
「もう終わりです。一子さん、良く頑張ったね」
先生にそう言われた私は辛かった日々を思い出してハンカチを目に当てていました。
「一子さん。今度の土曜日、2人で打ち上げ会をしましょうよ。食事でもどうです
か? 診察が終わってからお迎えに行きましから、付き合って下さいよ・・・」
先生が囁いたのは最後の乳揉みの時でした。
今日の先生のオッパイを揉み込む手は、何時の間にか変化をしていまして乳房を
そして乳首を優しく愛撫するようになっています。いつもはもっと強く揉み込んで
決して愛撫をするような揉み方では無いのです。
乳房をそう云うようにされると、私は感じてしまって濡れて来るのです。
あんなに優しいご主人様がいらっしゃると言うのに、先生に縋り付いてしまって
いたのです。もう肉体を隅々まで見られてしまっている私には先生を他人だとは思
えなくなっていたのかも知れません。

 健次様の研修旅行のことを、1週間前に口走ってしまった私がいけなかったの
せすが、先生はそのことを覚えていてくれたのです。
何時もは助手の男の先生が・・・この若い男の助手先生は私が通院を始めて1ヶ月
ぐらいした頃からクリニックにお勤めを始めて、何時もは私の胸を揉んでくれてい
ました。このところ患者さんも増えまして、その時は脱毛の方へ助手先生は廻って
いたのです。
今日は久し振りに院長先生が自ら私のお乳を揉んで下さっておりました。
「最後だから・・・手術の跡を良く見せてご覧・・・」
その日は私を丸裸にして、去勢手術の跡やお尻のお肉の付き具合を指で揉み込むよ
うにしていて、最後に乳房を愛撫に近い触り方をするのです。
「綺麗に仕上がったね。感度も良さそうだ・・・」
贅肉を取った腹部を押さえられて腰を撫でられて、このところ富に敏感になった
お尻を触れられていますので、私は息が大きく乱れてしまっています。
そう云う時に、お食事に誘うなんてフェアーではありません。
事務員の奥様や看護師さん、それから助手の先生に気付かれないようにそっと頷
いていました。
食事だけだったらば、何も隠す必要なんてなかったのですが、・・・(続く)
   
      私の心と肉体<第一部>-61 
 「ご主人様。もうクリニックへは来なくて良いと言われましたわ・・・」
その日の夜、健次様の前にツルツルになった全裸を晒して、Dカップに成長した乳房
を委ねて、美しく変身した裸身を鏡に写して見て貰いました。
クリニックの費用まで出して頂いたお礼を申し上げながら言いました。
「そうか・・・一子もやっと1人前の女になったんだな。イヤ。目出度い!今週は
無理だが、来週あたり何処かへ旅行でもするか・・・?」
健次様はとっても喜んで下さって、旅行に誘ってくれていました。
健次様が居ない今週の土曜日にクリニックの先生に誘われてお食事に行くことは、ど
うしても切り出すことが出来ませんでした。むしろ・・・お食事だけならば・・・と
自分自身を無理矢理納得させていたのです。
今までにも、男性に誘われたことが無い私は、{一生に一度のこのチャンスを逃した
くないわ・・・。如何しても行きたいわ}と思ったのです。
{こんなチャンスは2度とは来ないでしょう・・・}と心の内で思っていました。

 健次様が研修に出掛けられて独りになりますと、先生にお電話をして今日の約束
をお断りしようと思いながら、とうとう先生がおっしゃった時間となってしまいま
した。
先生の白いマークⅡが見えた時には、精一杯のオシャレをした私が階段を降りてい
ました。
「綺麗だよ」
県庁所在地の街を一望出来ますホテルの最上階のレストランに連れて行って頂いて
、先生の第一声がその誉め言葉です。
その日の服装は黒のブラジャーに濃紺のノースリブのワンピース、上にはオシャレ
な刺繍の付いた上衣、下にはグレーのストックキングをガーターで吊っています。
勿論、ワンピースはミニで、ストッキングの大部分は露出しております。

 エッ?パンティですか・・・?
健次様の嗜好で、私はパンティを1枚も持ってはいません。本当は先生とのお食事
の時ぐらいは、素敵なランジェリーにパンティをと思っていたのですが・・・履い
てはいないのです。
元々あまり目立たなかったスネ毛を先生に処理をして頂いて、今はツルツルに光っ
ているような脚を斜めにして膝をくっ付けて椅子に座っている様子は、なかなか様
になっていると自分では思っております。

お食事が始まる前に上衣を脱ぎました。
綺麗に脱毛された脇の下が見えたのでしょう、先生の眸が光ったのを覚えています。
脱毛までして下さった先生は私の脇の下なんて見慣れている筈なのですけれど、私
の何気ない女の動作に男心を刺激されたようです。
私の心の中には女としての誇りみたいなものが芽生えて来ています。それと同時に
仕草も女として成長しているようです。先生の眸を意識することによって、女に
なってよかったわ・・と心底思ったのです。
男の時代には味わうことなど出来なかった素敵な雰囲気と、美味しいご馳走を前に
して楽しい会話も女である私の自尊心を擽り、周りの人達の視線も私が女である
ことを疑ってはいないのです。
先生の上手な会話に、ワインに私は酔ってしまったようです。(続く)


 
 
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