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小説 舞の楽園 ( 退職記念 )


 
退職記念 - ( 19 )

突然、彼の腰が大きく動いて大砲が私の体内に入って来ました。
 「ウァァ・・」
 太い砲身が抜かれて締まりつつある肛道を引き裂くように入って来たのです。
 大声を上げていました。もうちっとも痛くはありませんでしたが、突然の侵入に驚いて思わず
 上げていました。その声は女の悲鳴ではありませんで、男の声です。
 直腸の最奥まで届いた砲身に躯を反らせて上げた私の驚いた悲鳴が可笑しかったのでしょう、
 彼はニヤリと笑っています。

  それから先は、激しい突きに耐えるのが精一杯で、あまりと言うよりも全然覚えていないの
 です。
 肛虐に必死になってお尻を立てていました。
 もう肛道が広がっていたのでしょう、突き入れにも痛さは全くありませんでしたが、長い砲身
 で最奥に突かれて、何かを叫んでいたようです。

  「ううっ・・いいっ。いいよ!・・出すぞ!いいか・・?」
 夢中になって腰を前後に振っていた彼の切羽詰まったような声が聞こえました。
 彼も我慢に我慢を重ねていたのでしょう、あんなに時間を掛けて私のアヌスを開発してくれた
 のですもの・・
 もし、彼のようにSEXのベテランでなくって若い男の人だったらば、オマ〇コに挿入したと同時
 に直ぐに動き出して、放出を果たしていたんじゃないか・・と思うのです。
 私なんて早い方で、幾ら我慢に我慢を重ねていても、そんなことは不可能だと・・思うのです。

ズン・ズン・ズンと激しく突いていた彼の腰が、私の直腸の最奥で止まりました。
 私の腸は彼の男性自身が一層膨らんで大きくなり、体内から砲身の先端目がけてドクドクドク
 と登ってくるものを感じています。
 { あっ。精液だわ・・。精液が登って来るのね・・!私の腸に注いでくれるのね・・}と
 思い嬉しくなりました。
 もう、完全に女の気持ちです。

  次の瞬間です。ドバーと激しく弾けたのです。
 「アッ。アアアァァ・・」
 そんな悲鳴を上げるほど激しくです。しかも、腸の中が焼けるかと思えるほど熱い飛沫なの
 です。
 続けて2回めもです。これも激しい勢いで肛壁を打ちました。
 数を数えていた訳ではありませんが、段々と弱まりながらも7~8度は放出を続けています。
 私の頭の中は真っ白になってしまいました。何を叫んだのかも判りません。
 ただ、熱い樹液を身体の内へ注いで貰いまして、幸せを感じていたのです。
 背を反らして、喉を反らしまして痙攣を繰り返していました。
 「ホウ・・良く締まるオマ〇コだ!」
 私が意識をして締め付けた積りはありませんでしたが腸の奥が締まったのでしょう、彼の感
 嘆したような声が聞こえました。

  放出が終わると、私はグッタリと疲れてもう四つん這いの姿勢を保つことは出来ませんで
 した。
 腕にも脚にも力が入ってくれないのです。前へ倒れ込みました。
 恥ずかしいお話ですが、男性ならば放出の瞬間にエネルギーを使って疲れてしまう・・と言
 うことは理解出来ますが、私は放出を受けた方です。
 それでも、疲れ果ててしまったのです。
 そう言えば、妻が「疲れるからイヤよ・・!」と言っていたことがありますが、「男は放出
 するから疲れると言うのは判るけれど、女が疲れると言うのは嘘だろう・・?」と思って
 いたものです。
 確かに晩年は、妻はSEXには協力的ではありませんでした。
 女になった現今は判るような気がします。(つづく)




















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