小説 舞の楽園 ( 退職記念 )
- 2022/04/19
- 22:37
退職記念 - ( 24 )
「俺の女房もそうだった。毛を剃ってやると、盛大に濡らしていたものだ。。」
{ やっぱり。奥様にもこう云うことをして差し上げていたのね・・}と思いましたが、恥ずか
しさが先に立って何も言うことは出来ませんでした。
本当は、死んだ奥様に対抗して「わたしはあなたのマゾ牝になりますわよ・・。その代わりに
可愛がって下さいね・・」と言いたかったのです。
それから・・浴室の床に寝かせられて、脚を上に上げさせられて陰部の下の袋の産毛と、四つ
ン這いにさせられてお尻の産毛を剃られました。
恥ずかしくって仕方が無かったのですが、もう私は諦めていました。彼に従順です。
最後にチョボチョボとしか生えていない、少ない脇の下の毛を剃られて身体中がツルツルにな
りました。
「剃り残しが無いかどうか調べてやる!。腕を頭の後ろに組んで・・そこに立って見ろ・・!。
全身を見てやる!」
今までに無毛の全裸には儚い憧れを持っていましたが、その時は全身にスウスウと風が通るよう
な感覚でした。
それとです・・彼の命令は私にとっては絶対です。心に刻んでいました。
包茎の小さなオチ〇チンが起立しているのが恥ずかしくって溜まらないのですが、立って頭の後
ろに腕を組み、剃られた全身を晒しました。
「ヨシ!綺麗になった・・!じゃぁ、先に上がっているから、良く温まってから出てお出で」
私の白い全身を確認して、シャワーのお湯を浴びせてから、彼は浴室を出て行きました。
残された私はお湯を入れながら湯船に入りまして、剃毛された身体を温めてから、ロクに生えて
もいない髭を当たってから浴室を出たのです。
浴室を出る時に、ちょっと迷いました。
体毛を剃られてしまって女になった私は全裸で出て行く訳には行かないことに気付いたのです。
さりとて・・ブリーフ等の私の着ていた衣服は寝室にあるのです。
悩んだ末に、バスタオルを胸高に巻いて出て行ったのです。
恥ずかしそうに胸高に巻いたタオルを押さえながら、裾を気にして寝室に入って行った私を
彼は喜んでくれました。
これも・・後のお話ですが・・
「お前がどんな格好で浴室から出て来るのか、興味があったんだ・・!」
「もし・・全裸で出て来たら『お前はオンナになったんだろう・・?そんなハシタナイ姿を
みせるんじゃない・・』と叱る積りだったんだ・・」
「ところが・・バスタオルを胸に巻いて、恥ずかしそうに内股で現れたお前を見て{ もう
完全に俺のオンナだ・・}と思って嬉しかったよ・・」と申しておりました。
その晩は、彼のお部屋にお泊りいたしました。
彼が「帰さない・・ぞ」と言って私を襲うのです。
当然のことながら、彼の精液を4度もお受けいたしました。
翌朝。男物のパンツを履くときに、彼を受け入れたアヌスに微かな痛みと違和感を感じて
おりました。
< 8 > ウルバンバのホテル
3日目です。
イグアスの空港からラン空航でリマに行きます。ラン航空と云うのは南米の空を覆っている
最大の空航会社だそうです。
「予約を入れて航空券を取ってありますけれども、早くから空港は行って並ばなくっては乗
れません・・」とコンダクターの人が言っていました。
日本では航空券を予約してあれば、乗れないと云うことは考えられないのですが・・予約を
してあっても乗れない・・と云うことは。流石は南米です・・ね。
今度の旅行でも、ラン航空を使うときは何処の空港でも・・早くから並ばせられました。
(つづく)
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