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小説 舞の楽園 ( 退職記念 )


 

退職記念 - ( 30 )

ロスアンジェルスから日付変更線を通って、いよいよ成田です。
 日本航空は行きと同じくプレミアムシートでして、私達は並んで寝て来ました。
 朝方 10時に到着しました。
 そこで、旅行鞄の受け取りや添乗員にお別れの挨拶や何かで、解散したのは結局午後1時
 ちょっと前になっていました。

  「ありがとうございました。楽しい旅行でした」
 旅行中色々と気を使って下さったツアーのコンダクターの女の方にお礼を言いました。
 「そうですか?お風邪を引かれたようで、心配しておりましたのよ。また・・いつかご一緒
 出来るといいのですが・・」
 「だけど・・大村様と仲良くなれて、良かったですね・・」
 コンダクターの女の方はニッコリと笑って、彼の方を振り返って言っています。
 その言い方は決して嫌味とかでは無くて、私達を祝福しているようでした。



   「あそこのホテルで食事でもして行かないか・・?」
 彼は駐車場から一番近くに見える成田ビユーホテルを指しています。
 私も彼とは離れるのは嫌で、O K をしました。
 彼も私も成田までは自家用車で来ていますので2台で車を停めた民間の駐車場からホテル
 へ向かいました。
 その駐車場へ2台並べて駐車をしております。
 私のはダイハツの白い軽自動車で、彼の車はアイボリーのプリウスです。

   「もう1泊して・・帰ろうよ。もう・・治ったんだろう・・?」
 遅いランチを頂いて喫茶コーナーに移って、彼がタバコに火を点けながら言い出しました。
 「でも・・恥ずかしいわ・・」
 女の言葉で頷いています。
 これから SEX をするのだと思うと、恥ずかしくって真っ赤になっていたようです。

   確かにアヌスは、この3日間、彼が挿入したいのを我慢して下さったお陰で、まだ完全
 とは言えませんが、何とか彼の巨砲を受け入れることが出来るようになっております。

  それにです・・彼に「泊まって行こうか・・?」と聞かれた時に、オマ〇コが濡れて来て、
 ドクッと何かが溢れて来たように感じたのです。
 『この方のオンナになったのだわ・・SEX をしたいわ・・』と恥ずかしさのうちに思った
 のです。
 良く考えて見ますと・・私は男です。オマ〇コはありません。アヌスが濡れるなんてことが
 無いのです。
 それでも・・その時には、本当に彼の言うオマ〇コがキュンと締まって、奥の方から何か
 愛液見たいなものが溢れて来たように感じたのです。(つづく)


       
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