小説 舞の楽園 ( 退職記念 )
- 2022/04/26
- 01:45
退職記念 - ( 30 )
ロスアンジェルスから日付変更線を通って、いよいよ成田です。
日本航空は行きと同じくプレミアムシートでして、私達は並んで寝て来ました。
朝方 10時に到着しました。
そこで、旅行鞄の受け取りや添乗員にお別れの挨拶や何かで、解散したのは結局午後1時
ちょっと前になっていました。
「ありがとうございました。楽しい旅行でした」
旅行中色々と気を使って下さったツアーのコンダクターの女の方にお礼を言いました。
「そうですか?お風邪を引かれたようで、心配しておりましたのよ。また・・いつかご一緒
出来るといいのですが・・」
「だけど・・大村様と仲良くなれて、良かったですね・・」
コンダクターの女の方はニッコリと笑って、彼の方を振り返って言っています。
その言い方は決して嫌味とかでは無くて、私達を祝福しているようでした。
「あそこのホテルで食事でもして行かないか・・?」
彼は駐車場から一番近くに見える成田ビユーホテルを指しています。
私も彼とは離れるのは嫌で、O K をしました。
彼も私も成田までは自家用車で来ていますので2台で車を停めた民間の駐車場からホテル
へ向かいました。
その駐車場へ2台並べて駐車をしております。
私のはダイハツの白い軽自動車で、彼の車はアイボリーのプリウスです。
「もう1泊して・・帰ろうよ。もう・・治ったんだろう・・?」
遅いランチを頂いて喫茶コーナーに移って、彼がタバコに火を点けながら言い出しました。
「でも・・恥ずかしいわ・・」
女の言葉で頷いています。
これから SEX をするのだと思うと、恥ずかしくって真っ赤になっていたようです。
確かにアヌスは、この3日間、彼が挿入したいのを我慢して下さったお陰で、まだ完全
とは言えませんが、何とか彼の巨砲を受け入れることが出来るようになっております。
それにです・・彼に「泊まって行こうか・・?」と聞かれた時に、オマ〇コが濡れて来て、
ドクッと何かが溢れて来たように感じたのです。
『この方のオンナになったのだわ・・SEX をしたいわ・・』と恥ずかしさのうちに思った
のです。
良く考えて見ますと・・私は男です。オマ〇コはありません。アヌスが濡れるなんてことが
無いのです。
それでも・・その時には、本当に彼の言うオマ〇コがキュンと締まって、奥の方から何か
愛液見たいなものが溢れて来たように感じたのです。(つづく)
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