小説 舞の楽園 ( 私の心と肉体 )<第1部>
- 2017/12/09
- 08:31
私の心と肉体<第一部>-70
「ヨシ。じゃぁシャワーを浴びてお出で。その代わり僕の見ている前でストリップ
をして、浴室へ行くんだよ・・・」
脇の下を開放した先生はまた唇を奪い、裸にした私の下半身に指を這わせています。
先生のおっしゃったストリップと言う言葉が私の被虐心をいたく呷ります。
物憂い動作で頷きました。
私は覚悟を決めたのです。先生とメイクラブをするためにシャワーを浴びてくること
をです。{どうせ先生には全裸を何十回も見られているのですもの、ここで見られた
って・・・}と思ったのです。
「明る過ぎますわ・・・照明を消して下さい・・・」
しかし、お部屋の照明は明るすぎます。この時はほど煌々と照っているシャンデリア
の光を恨めしく思ったことはありません。ワンピを脱いだならばパンティを履いて
いない下半身は丸見えになってしまうはずです。
裸身を見慣れ慣れている先生の前でも、こう云う場所では恥ずかしいのです。
「暗くしちゃぁ見えないだろう・・・?マゾで露出狂の一子ちゃんよ・・・」
私が覚悟を決めたことで、余裕が出てきたのでしょう、先生は私をカラカッていま
す。
立てあがった私は下を向いてワンピを脱ぎ、クネクネとガーターを外しストック
キングを脱いで全裸になりました。下半身に付いている男性の名残が何時もより
少しだけ大きくなっていました。先生の目が光ったように感じられています。
見慣れている私の裸ですが先生もこう云うシチエションで見るからでしょうか、
興奮しているようです。
髪を濡らさないようにと洗面所に供えてあったビニールのキャップを被り点灯
して浴室に入ります。
全身をボディシャンプーで洗いシャワーで流して、これから先生に愛されるであ
ろうアヌスを洗います。
シャワーの先端を取り払ってアヌスに当てて、お湯を流して洗腸を繰り返します。
床の目皿を取り、排水口の上にお股を開いて、端無い格好でと思いながらも体内
に入れたお水を排泄しました。
その時です。何か見られているような視線を感じるのです。
浴室の1辺がガラス張りになっていますのに気が付いてのです。その方向からの
視線のようです。
私はモーテルの盗聴のお話を週刊誌で読んだ記憶があります。ビデオか何かで撮
影されているのではないかと怯えました。
立ち上がりガラスの壁に近づき良く見ましたがカメラらしいものはありませんで、
薄ぼんやりとさっき私が嬲られていたお部屋が見えたような気がしました。(続く)
私の心と肉体<第一部>-71
「僕もシャワーを浴びさせてくれよ・・・」
常時よりも多い目に4~5回アヌスを洗浄し終わったところへ、先生が素っ裸で入っ
て来られました。
先生の裸体は熊のような健次様の躯とは違って体毛も余り生えておりませんで、スッ
キリしていますが浅黒い身体なんです。
胸にも体毛は生えていませんし、腕も脚もそれほど毛が目立つようではありません。
けれども、流石は男の身体で、チラリと見えてしまった男の象徴の周りには旺盛な
体毛で飾られていました。
{ああ。先生も男の方なんだわ・・・}と見えた瞬間にそう思ったものです。
「一子さん。初めて肉体を見せて貰った時から、貴女とこうしたかった・・・」
恥ずかしくって俯いて背中を向けている私の背後から、抱きついてきた先生は呟き
ました。
先生の叢が私のお尻に当たって、何かコソバユイのです。私はもう先生に抱かれる
ことを承諾していました。
健次様とお知り合いになった当時よりも2倍くらいに大きく成長した白いお尻を揺
すります。だって、突然先生の男性自信が大きくなって、私のお尻の溝を突いて来
るのですもの・・・
ここで健次様ならマゾオンナの私を強引に跪かせて、ご自分の男根を吸わせてくる
のですが、先生はそんなことはなさいません。笑いながら白いお尻を開放してシャ
ワーに手を伸ばしています。
私はチョッピリ残念に思いながら大急ぎで浴室を出て躯を拭いていました。そして
大きくなった胸を隠すようにバスタオルで胸高に包んで一足先にベッドルームに
戻ったのです。
ベッドルームに戻りますとシャンデリアが消えていまして、浴室との境のガラス
を通して光が漏れています。
ふと目をやると、先生がシャワーを止めて出て行く姿が見えたのです。・・・と言
うことは、先程のアヌスを洗浄した姿も見られたことになります。
お股を広げてオンナにあるまじき恥態を先生に見られてしまった可能性が強いこと
に気付いたのです。
知らなかったとは言え、とっても恥ずかしくってバスタオルを巻いたままの肉体を
ベッドに潜り込ませて、頭まで毛布に包まっていました。
何時の間にか浴室の照明は消えていまして、枕もとの小さな照明だけが点いていま
した。
先生がお部屋の中に来まして、薄明かりの中で私がベッドに潜り込んでいるのを
見て、笑いながら掛けていた毛布を捲り上げようとしています。
「イヤイヤ、先生の意地悪ぅ。覗いていらしたのでしょう・・・?」
私は毛布を離しませんでした。
「アハハハッ。バレタか? 浴室の電気を消すのが遅かったようだな・・・見ては
いないよ。一子さんの美しい裸なんて・・・見たら目が潰れるんじゃないか・・」
「ウソ・・・!」
先生は冗談交じりに否定をしますが、顔は嘘を言っていることがアリアリなので
す。私は毛布から顔を出して先生を軽く睨みました。
私は先生よりもず~と年下のオンナになっていました。(続く)
スポンサーサイト