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小説 舞の楽園 ( 記憶に残った女 )


         記  憶 が・・-4
    (4)美人
 両肢を奔放に広げて勇の裸体の上に倒れ込んできた女の乳房が勇の口から離
れそうになるのを強く吸い込んでおいて、勇の右手は思わずギュウと丸裸の女
の腰を抱いている。
その裸の腰はキューット小気味良く括れていて、白い豊かなお尻に続いている。
フカフカのベッドでバウンドする女の足を勇は大きく広げさせて、丸く豊かな
狭間に咲いているローズピンクの花びらに右手の指を滑り込ませた。
「ネエ・・思い出した・・?」
そこは柔らかくて、温かい。何とも言えない優しい感触がしていた。
勇の指の腹が当たっている彼女のそこは、もう既に潤んでいるようであった。
2本の指を難なく咥えた彼女は丸くなった身体をピクピクっと震わせると、甘え
た声で聞いてきた。
二日酔いでズキズキしている勇の頭は、指の感触と共に少しハッキリしてきた
ようだった。そう言えば、彼の指は彼女の後ろの窪みを嬲った感触を、少々覚え
ていた。
勇は身体を入れ替えて上になった。上に乗って、口付けをせがむ女の口唇を唇
を尖らせてチュウチュと吸わせておいて、彼の左手は巨大な乳房を弄っている。
勇は大きな乳房は後で嬲ろうと逆さまになって、唇を女の胸からお腹の方へず
らして下がって行く。
女の巨大な乳房が勇の体重で押しつぶされて、身体の脇から大きく食み出して
いる。
その白いプニュプニュした感覚が柔らかくてとても気持ちが良かった。
「あうん・・」
あまりにも気持ちが良かったので、オヘソまで到達していた唇を戻して左の乳
首を噛んでやった。
「あああッ・・」
甘噛みされた乳首を両手で庇った時は、勇の頭はそこには無く、彼女のお腹を
一直線に通り抜けて彼女の腰の部分に達していた。そこには薄いピンクの皮を
冠った包茎の細い男性器が震えていた。
「そうだ!思い出したぞ・・」
女の豆のようなクリトリスとは違う、人差し指ほどもあるクリちゃんを口に
含んで愛撫しながら。勇は夕べも愛撫を行ったことを思いだしていた。
 
 昨晩は11時を廻っていた頃に、(あれは馬喰町だと思うが・・)スナック
へ入ったのだ。確か、紫色の地に赤い縁取りがしてあって、黒の文字で「幸」
とあったような気がしている。
そこは初めて入ったスナックであった。
そこのスナックのカウンターに、背中が広く開いた黒色のドレスの女が独り
でいたことを思い出している。
その女の着ている黒のドレスのせいか、それとも、天井に灯してあるスポッ
トライトのせいか分からないが、女の背中がいやに白く輝いていた。
酔った勢いでその女の隣に腰を据えた勇は、女の飲んでいるレモンサワーを
2つ注文して、1つを女の前に滑らせた。
「どうも・・」
女はニッコリと笑って、ちょっとカスレた声で会釈をした。紅色の受け口の
唇がとっても印象的だった。
それから先はあまり、と言うよりほどんと、鮮明ではない。
泣いている自分が嘘だとは思いたいが、さっきの女が言った「それから先は
大泣きよ」と言う言葉は本当だろうと思う。
そうした中で、何か知らないが、どう言う訳か交渉が成立したようで、タク
シーの中で嫌がる素振りを見せる女の黒い足首まであるドレスの裾を捲り上
げて、高級そうなパンティの中に手を入れていた。(続く)
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