小説 舞の楽園 ( 看護婦になった私 )
- 2022/06/07
- 22:44
看護婦になった私―3
「畜生!いい尻をしやがってよ・・・」
「こっちもだ! ああ、たまんねえよ・・」
小林さんも片桐さんも永い入院生活で女の人に接していなくて溜まっていた
のですね。アヌスに入った怒張も、口に入れられた男根も6~7回抜き差し
を繰り返すと、ピクンピクンと跳ね白い液体をドクドクドクと大量に放出し
たのです。
お口に入れられた精液はとっても濃くって、ネバネバしていて苦い味がした
のです。
私は思わず口中に溜まった液体を吐き出そうとしています。
「飲め! 飲み込むんだ!」
片桐さんは私の様子を察して、低い脅すような声で命令しました。
頭をまだ、抑えられている私は苦しくなって、無理矢理眼を瞑ってゴクリと
咽に流し込んだのです。後には、気持ちの悪いネバネバが口に残っていた
ことを覚えています。
一方。アヌスに入った剛直は、ピッピッと3~4度と精液を吐き出した後、
暫くは硬度を保って押し付けていましたが、急速に柔らかくなって、搾ら
れた私のアヌスからヌルっと零れ落ちていました。
放出し終わった2人は、そそくさと肉の凶器を仕舞ながら、私を解放した
のです。
その時に、2人はこう言うのは忘れていなかったのです。
「大内さんよ。明日の晩も頼むわ!」
「よろしくな。大内さんよ!」
「明日の晩は・・夜勤じゃありません。それに・・もう、こんなことは
嫌です。許して下さい」
私は小さな泣き声でお願いしていたのです。
「大内さんよ。男が男に犯されましたなんて死んでも言えないよな。バレ
ても俺達は、別にかまいはしねえのだが・・。困るのはおめえの方じゃぁ
ないのかな・・」
余りの無体さに、私は涙を零しました。
しかし、余り遅くなっては夜勤の同僚の女の看護士さんが怪しむに違いあ
りません。それに、この卑劣な男達を見るのも嫌だったのです。
私は泣きながら悔しそうに俯き、下げられたブリーフとパンタロンを上げて
いたのです。
「今の時間だ! 待っているからな・・来ないとどうなるか、分からないぞ」
片桐さんが時間を指定して、脅しています。
324号室を出ると、廊下の反対側にトイレと洗面所があります。
誰もいないのを伺ってトイレへ入り便器に腰を下ろし、肛門に入れられた
精液を流して、洗面台で嗽を繰り返しました。
白いブリーフには微かに血の跡と、黄色く入れられた精液らしきものが付
いていて、鋭い痛みと共に私を悲しくさせるのです。
泣いた顔を隠すようにしてナースセンターに戻ると、夜勤の同僚は椅子に
腰を下ろしたまま舟を漕いでいました。私が324号室へ行ったことも
知らないようでした。
椅子に座って記録簿を付けますが、今あったことはとても書けません。
悔しくてならないのですが、良く考えて見ますと、女ならばいざ知らず
男が男に犯されては強姦罪は成立するのでしょうか?
それに、{看護士なんて女の職業に男が就くなんて、だから、犯される
ことにもなるんだ}と、世間の人が哂う様な気がして、訴えることも
出来ないのです。
取り合えず、明晩は行かなければ良い、行かなければあの2人は今晩の
ことを、他の人に言いふらしたりはしないだろう。他人に言いつけられ
たら自分はお終いだ。あの2人ならば遣りかねない。
悪い方へ悪い方へと考えてしまって、朝になっても眠れなかったのです。
(2)
翌日、不幸なことに当直の看護士が急用が出来て、私は二晩続きで夜勤
になることを婦長さんから命令されたのです。
一旦、寮に帰った私はやはり2人の命令が気になって眠ることなど出来
ませんでした。
夜の9時から夜勤の私のゲッソリとした艶の無い顔色は、交替の看護士
の注意を引いたほどでした。
今晩は2人の居る部屋には絶対に行くまいと思っていた私ですが、なぜ
か午前0時を過ぎると、小林さんに犯されたお尻が落ち着かすに(今
考えると不思議なのですが・・)トイレに行ってイチジク浣腸をお尻に
施していました。(続く)
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