小説 舞の楽園 ( 看護婦になった私 )
- 2022/06/10
- 23:03
看護婦になった私―6
そのうちに、段々と小林さんの悪さもエスカレートして来ましてついには、
身障者の車椅子用のトイレに連れ込まれてしまったのです。
「この前のことをしゃべられたくなかったら、俺のをフェラするんだ!」
その時の私は何か変でした。今考えると、きっぱりと拒否をすれば良かった
のだと思うのですが、その時の私は頷いていました。
前の晩に見た夢が悪かったのです。
その夢の中では、私は女でした。
そして、小林さんと片桐さんに交互に何回も何回も、お口とオマ〇コを犯さ
れて快感にのたうっていたのです。
2人は信じられない位の体液を私の肉体に入れても、衰えることはないんで
す。私も気持ちが良くって何かを叫んで夢からさめたのです。
恥ずかしい話ですが、私は夢精をしていたのです。
その時は、トイレの中では、小林さんの男性をおしゃぶりして、お口の中に
射精をしただけで解放されました。しかし、私の肉体は理性では嫌がって
おりますが、私の心の中の女が男の人を欲しがって泣いているのです。
小林さんにそれを見抜かれていまっていました。
「次の夜勤の日には犯ってやる。浣腸をして、腹の中を綺麗にして来るん
だ! いいな! 大内さんよ」
溜めたものを放出してすっきりした小林さんは、片手でズボンを上げながら
そう命令するのです。
私は泣きそうな顔でイヤイヤを繰り返したのですが、小林さんは取り合って
はくれません。そ知らぬ顔でトイレを後にしています。
私は悩みました。
こんなことを続けていたら、バレるに違いありません。バレたらこの病院
いやこの世間から追放されてしまうでしょう。段々と小林さんの要求もエス
カレートして来るのも怖いのです。
私の身も心も女になってくるのでしょうか?
結論は無論でません・・
明後日、夜勤の夜がやってくるのです。
私は今晩は、小林さんの申し出を断るつもりになっています。
しかし、夜が更けるに連れて段々と不安がましてくるのです。もしも私が
男に犯されたことを言い触らされたらと考えると、如何したら良いのか解
らなくなってしまうのです。
トイレへ入り、自分のアヌスにイチジク浣腸を2個差し込んでも、まだ
決心はつきません。
「もうこんなことは、止めてください。お願いです」
巡回の時も、隣のベッドのお爺さんに気付かれないように、小声でお願い
しましたが一蹴されてしまいました。
「2時に4階のトイレだぞ!いいな!」
それどころか、念まで押されてしまいました。
2時ちょっと前に私は4階に上がり、身障者用のトイレへ入っています。
この車椅子用のトイレは、1坪半程の広さがありましてとても綺麗なの
です。けれども、入り口は扉ではなく厚手のビニールのカーテンが下が
っているだけで開閉は自由なのです。
入り口の所に「使用中」の札を下げて使用するのです。(続く)
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