小説 舞の楽園 ( 看護婦になった私 )
- 2022/06/16
- 22:55
看護婦になった私―12
「はい。何でもします。このままここに置いて下さい」
私は地獄で仏に出会ったように思い、先生を見つめ大きく頷いたのです。
これは後で先生に聞いた話ですが、
1.自分は院長と共にこの病院の人事権を持っているから、この男が素直に自
白しなかったら、この病院を追放するつもりであった。
2.交通事故の患者である片桐と小林はこの男の言う通り遠い地方の出身であ
るから、もう2度とこの病院へは来ないであろうし、患者の間で悪い風評
が立つことも無いであろう。
3.問題はこの男の生活態度である。2度と患者との間に間違いを起こして
はならない。
4.今、看護士を解雇したら、この看護のなり手が無い時代に病院の為には
ならないであろう。
5.幸い、この男は女顔をしているし、腕や脚にも毛が生えていないに等し
いし、喋る言葉も職業がら女言葉である。
6.この男を看護婦してしまおう。看護婦としてならば、患者に悪戯をされて
も世間に申し開きができる。セクハラとしても問題になる。こうして見る
と、この男は女の格好の方が似合うようだ。それに、マゾの素質も持って
いるようだ。
7.思い切って自分のマゾ女として、自分が可愛がって見ようか?。昼は外来
で看護婦として働かせて、夜はマゾ女として私生活に奉仕をさせるのだ。
いずれは、乳房も大きく膨らませて全身脱毛を施して、咽も手術をして女
の声にして、望むとあれば性器も切り取って女性器を作ってやってもいい。
と、考えたのです。
岸副医院長は決断をしました。私を女に改造することに・・・それも、マゾ女
に・・。
それも、今しかチャンスが無いと思ったのです。
「大内君。ここで丸裸になりなさい! 裸になって、男に汚された身体を、オ
マ〇コを良く見せなさい」
私は肝を潰しました。まさか岸先生からオマ〇コなどと云う言葉が吐かれよう
とはおもいませんでしたから・・
でも、今だから言いますが、先生が「着衣を脱げ、お前の全裸をみてやる」と
言われた時、何故だか私の小さなオチ〇チンは勃起していたのです。
私の心の何処かでそう云う命令を期待していたのかも知れません。
私にとっては医師の言うことは絶対です。特に岸先生には生権与奪の権利を握
られているのです。
しかし、昼のように明るい電灯の下では、しかも、副医院長室で全裸になるこ
とは、余りに恥ずかしすぎるのです、
「ここででしょうか?恥ずかし過ぎます。先生。お許しください・・」
目を伏せ、頬を染めて言う私を岸先生は「可愛い・・」と思ったそうです。
そして、もっともっと恥ずかしがらせて見たいとおもったのです。
「何でもしますと言った先程の言葉は嘘だったのかね?嘘ならば嘘でも良い
のだが・・・」
先生は意地悪そうに言うのです。
「明るすぎます・・・」
私はもうブルブルと震えていました。
「明るくなければ見えんだろう?ぐずぐず言わずに早く、男に犯されたオマ
〇コを開帳するのだ!」
又、先生はアヌスとは言わずにオマ〇コと言います。私はアヌスがジュンと
濡れてきたように感じてしまっています。私のマゾ性のなせる業でしょうか
?。岸先生はサド的気分を満喫したようです。
普段は温厚で紳士然とした岸先生が悪魔のように思えた一瞬です。
「そ、そんな・・」
膝を揃えてソファーに浅く腰を下ろしている私にとっては先生の命令は絶対
でした。涙が溜まった目で先生を見ましたが、先生は怖い顔で睨んでいまし
た。
私の頭の中はピンクの霧が架かっていました。もう、何も考えられずに白の
制服の上着のボタンを外していました。(続く)
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