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小説 舞の楽園 ( 1DKのマンションで・・・)


         1DKのマンションで・・ー(3)
「綺麗なケツの穴だな! 浣腸は済ませてあるのか?ん?」
その美しいとさえ思えるようなアヌスの動くさまを見ながら男は聞いた。
熊さんは肛門だとは思えなかったようだ。
「う、うん。ああ・・いや! 恥ずかしい・・」
陽光の当たっている部屋の中でアヌスを見られて、そして、責められていると
云う不思議な感覚に酔ったように一夫は思わず頷いて、そして、その行為を
恥ずかしがっている。

 今朝目覚めた時から、事務所がお休みの今日こそは念願のバイブをお尻の
穴に入れてみようと決心していた。
それには、バイブレーターに腸の中の汚い物が付いたのでは興醒めであると
思っていたのである。
起きて直ぐに、まずトイレへ入り自分のお尻にイチジクを2個押し入れて、
浣腸と排泄を済ませた後、シャワーのノズルを取り去り、自分の肛門にお湯
を流し込んで洗腸を繰り返した。
出るお湯がキレイになったのを見届けてから、ベッドの上でバイブを差し込
む行為に移っていたのである。勿論、丸裸でその行為を行っていたことは
言うまでもなかった。

 熊のような大男はいきなりバイブを強にし、尻の奥深くに差し込むと抽送を
止めた。
「こんなにベチョベチョにして・・・もう、ケツマ〇コも熟れたろう。ちょっ
と待てや。今、おれの物を入れてやるから・・・」
「あっ、あっ。ああ、ああっ。いやぁ・・ッ」
真っ白な尻タブがバイブの振動に併せてブルブルと震えている。
熊さんは、それを見ながら素早くパンツと一緒にズボンを下ろし、着ていたT
シャツを毟り取り丸裸になったのだ。
その裸は、色白で産毛さえ生えていない一夫の裸とは正反対で、全身が毛深く
熊そのものであった。褐色の手の甲や腕にはビッチリと毛足の長い毛が生えて
いて、シャツを脱いだ胸には胸毛が下腹部の叢まで強そうな剛毛で覆われ、
ズボンを下ろした脚の先まで続いている。
そして、そしてである。漆黒の一際深い剛毛の中央には、黒褐色の巨大な大砲
が天を指して嘶いていた。そして、黒褐色の亀頭部には大粒の露が滲んでいる
ではないか・・・

 「イヤァーイヤッ。そんな太いものは入らないョ・・・。イヤ、助けて・・
許して・・・怖いぃぃ・・・」
トロンとした目で大男の脱衣を見ていた一夫が、大きく怒張した砲身を見て
悲鳴を上げた。それは、一夫の股間についている物の20倍は体積がありそう
な巨砲だったのだ。
実は一夫は、正面から他人のものを見たことがない。しかし、自分のオチ〇チン
が小さいようだと思って、密かなコンプレックスを持っていた。
雑誌等をみても、(スミで隠してある物がほとんどだったが)明らかに一夫の
一物よりも5倍位の太さと大きさがあるようだ。
ポルノショップに入って男性の形を模った張り型を見ても、如何ひいき目に
見ても一夫の3~4倍はあるものが並んでいる。
中学、高校と女性にも、男友達にも良く持ててはいた一夫ではあったが、そ
のコンプレックス故今まで童貞でもあり、処女でもあった。
一夫は他の人の前では裸を晒したことなど無かったのである・・。
それだからと云った訳ではないようだが、一物の大きな男性には憧れに似た
気持ちがあった。しかし、この大男の熊さんの巨砲には一夫は肝を潰した。
これが、アナルセックスに興味を持って以来、毎日のように鏡に映している
あの小さな自分の肛門に入るなどとは到底考えられなかった。〔続く〕
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