小説 舞の楽園 ( 1DKのマンションで・・)
- 2022/07/06
- 23:10
1DKのマンションで・・(13)
熊さんは毎晩一子の肉体を求めてくるので、ご主人様の男性に汚い物は着けら
れない・・と、一子は思っているのだ。
丸裸のまま、一子は鏡に向かい、綺麗にお化粧をする。
もっとも、一子は女顔の上に色も白いし身体の線が細いので、お化粧が良く似
会う。熊さんが買ってくれた数が揃って、今では、お化粧することが、2番目
に楽しい時間であると言ってもいいようだ。
1番楽しい時は、もちろん、熊さんに愛されている時であると一子は思って
いる。
しかし、お化粧ばかりにそんなに時間はとれない。夕食の支度があるのだ。
熊さんは肉が大好物でありので、肉料理がやはり多い。一子はお料理も本で
勉強して、今では、本当の女性以上であると自負している。
けれども、熊さんの分だけしか作らない。
一子の夕食は、テーブルに付いた熊さんの足元で丸裸で正座をして、熊さん
が肉や野菜の切れ端を分けてくれるのを待っている。
グチャグチャと噛んだ肉やご飯を与えてくれたり、味噌汁等を口移しで飲ま
せて貰うこともある。
まるで犬のように、手を使わずに口だけで食べることが多い。だから、熊さ
んの分だけで十分なのだ。
6時半になると熊さんが帰ってくる。
一子は1日中閉めてある玄関の内鍵を外して、上がりかまちの上で丸裸の
まま正座をしている。否、正しく言うと、正座ではなかった。脚を広げて
座り、正面からは無毛の真っ白な小さな性器が見えていなくては、いけな
いと言われている。
そのような格好で玄関に正座をしていて、もしも、熊さん以外の人が扉を
開けたらば・・と思うと、1番心細いのだが、熊さんの言うことには逆ら
えなかった。熊さんには絶対服従であった。
「一子。ただいま・・」
「お帰りなさいまし。ご主人様」
熊さんが゙玄関に入って来ると同時に、現在は長く伸ばしている頭を床に摩り
付けて丸裸のお尻を高々と上げた。
「うむ一子。オマ〇コはキレイにしてあるか?」
いつも、そう言って一子のアヌスに指を入れて来るんです。
近頃はその剛毛の生えた太い指が、楽々3本も入るようになってしまって
いる。その度にお尻を振り、恥ずかしい話ですが、何か肛門が濡れて来る
ような気がしてならないのだ。
「ご主人様。お風呂になさいますか?それとも、お食事になさいますか?」
いつものように、熊さんに裸のお尻を撫でられながら、熊さんの脱いだシャツ
やズボンをハンガーに掛けながら、一子は聞いている。どちらも用意は出来て
いるのだ。
「いや。今日はセックスにしよう・・一子のオマ〇コを思い出して、マラが
疼いて耐まらなかったんだ! 一子。来いよ」
今日の熊さんは、また、何か新しいことを企んで興奮して、卑猥なことを言っ
ている。
丸裸になって、ベッドに急いでいる。全裸になると、巨大な雄根が毛深い腹
にピタピタと当たるほどになっている。
買って来た紙袋の中身が原因かも知れない・・・(続く)
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