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小説 舞の楽園 ( マゾ牝貞子 )


         マゾ牝 貞子   < 8 >
   「食事の後に・・風呂・・だ!その後に・・セックスをする・・!」
 ご主人様は何時ものように平然とおっしゃいます。「その後は・・SEXをするぞ・・」と
 貞子を揶揄うようにおっしゃっていました。
 『きっと・・ご主人様は純とSEXをさせて、わたしを甚振りたいのだわ・・』と思って、
 綺麗にお化粧を施した顔を瞬間的にですが強張らせた貞子は、純の方を見ようともしません。
 「はい!解りました・・わ。ご主人様」
 何時ものように女声で、女の言葉を吐いた貞子ですが、流石に顔は強張ったままです。
 台所の隅に行って、後ろを向いて素早くベビードールを脱ぎ捨てて丸裸になると、小さな赤
 いエプロンを着ております。
 エプロンは形ばかりの物で、上は95cmの豊乳の鶉豆大の乳首を穿った金色の2つのリン
 グをやっと隠すものであり、下はこれも小指ほどの男根の亀頭部分を縦に貫いている金の
 リングをやっと隠しています。
 両脇は58cmの蜂腰の半分の幅しか無く、後ろは細紐で結わえるようになっています。
 それを着ると、貞子の作られたプロポーションの良さが強調されていました。
 しかし、白い大きなお尻は2/3が丸見えになり、今打たれた鞭跡の赤い筋はそのまま見え
 ておりました。

  流し台に向って、急遽2人分の食事の用意をする貞子の丸出しの白いお尻に鞭跡が生生
 しく映っています。見方によっては不思議な色気が滲んでいるようです。
 それを見せられている純の股間のものは、又、いきり立って来ています。
 テーブルの上に2人分の食事が整うと、ご飯をプラスチックのボールに半分ほど盛って、
 ご主人様の座っている椅子の足元の床に貞子はそっと置きました。
 赤いエプロンを脱いで全裸になり、正座をしてご主人様を見詰めています。
 何時もの態度ですが、今日は意識的にご主人様の対面に座った純を無視した態度です。
 
  ご主人様はこの貞子の態度は面白く無かったのです。
 普段ならば、貞子の従順な奉仕の態度は誉め言葉の対象にもなりますが、この辺りで奴隷
 としてのお勤めからは解放してやり、後は夫婦のごとくSEXのプレイに移るのです。
 しかし・・今夜の貞子の純を無視した態度は『反抗と見なさなければ・・ならない・・』
 とご主人様は考えたのです。
 ご主人様は黙って立ち上がると、部屋の隅に置いてある戸棚の中から鎖の付いた青い首輪
 を持って来ると、貞子の細い白い頸に首輪を巻き付けて鎖をテーブルの足に繋いでしまっ
 たのです。
「純君。小便をしたくはないかい・・?。この中に・・小便を出しておやり・・!」
 貞子が先程持って来てソ~ッと置いたプラスチックの小さな椀を純に示していました。
 それを聞いた貞子の顔色が変わりました。
 「ご主人様。お許し下さい・・そんなことを・・純にさせないで下さい・・」
 女言葉を捨てて、真剣な口調です。

  「いいよ・・!このマゾ女に食べさせるのだね・・!僕。して来る・・よ」
 純はマゾ女になった父親とご主人様のやり取りを見ていまして、憎々しげにそう言いま
 した。
 純は貞子を憎悪することによって、自分の生みの親である父親を忘れようとしていたの
 です。(つづく)

   
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