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小説 舞の楽園 ( マゾ牝貞子 )


         マゾ牝 貞子   < 28 >
   突然スィッチが入りました。
 「アアンッ・・アアッ。アアン・・」
 縄を纏った躯が歓喜に震えています。後ろ手に縛られた両手が切なそうに開いたり閉じたり
 しております。
 はしたない格好で肉体の1番の弱点を責められている貞子はもう息子に責められていると云
 った意識はありません。
 スィッチが弱から強に変っています。
 「ああっ・・そ、そんなに・・そんなに・・しないで下さいませェ・・耐えられません。貞
 子は・・ああっ・・逝くワ・・ご主人様ァ・・貞子。逝ってもいいですか・・?イクゥ・・
 イクゥゥゥ・・」
 ご主人様のお許しが出ないうちに貞子の全身に力が入ってアヌスのバイブが締め付けられ
 て動きが止まったのです。
「ううう・・」
 貞子の呻き声が1段と高くなり、丸まっちい筋肉が震えていました。

  「貞子。もう逝ったのか・・?今日は早い・・な。純子に責められて気持ちが良かったの
 か・・?」
 「純子。バイブをこれで・・固定してやれ・・!貞子を何回も、何回も逝かせて・・狂わせ
 るんだ・・!」
 ご主人様が残酷なことを言っても、何回も逝ってしまった貞子には聞こえていないようです。
 純様がご主人様から渡されたガムテープでバイブの尻を縦に2本通っている縦縄に固定して
 しまったのです。
 「はい終わったわよ・・貞子。どう・・?気持ちいいでしょう・・?」
 純様はバイブを固定し終わるとピシャリと貞子の赤身の残ったお尻を平手で叩いて、女言葉
 で言いました。純様はもうサドの女王様になった積りのようです。
 ご素人様が満足そうに笑っているのを貞子は知っておりますが、もう如何しようもないので
 す。


 その透明な太いバイブはスィッチが4段になっていまして、最強にすると先端が伸びたり縮
 んだりを繰り返すのです。
 バイブがお尻に固定されると、ちょうど男根が出たり入ったりするように、電池が無くなる
 まで出入を繰り返すのです。
 貞子なただ喘ぐばかりです。

      ( 10 )
  「ウグッ・・クアァァ・・。そんなっ。イクウ・・ダメェ・・。あっ。でも・・イクウゥ
 イッチヤウ・・」
 息子にイボ付きの、しかも伸び縮みをするバイブを嵌められて、絶頂を極めされている父親。
 この地獄のような快楽から逃れようと喘ぐ貞子の倒錯の情念が燃え上がり追訴を掛けるので
 す。
 「もう・・もうダメっ・・我慢・・が・・出来ない・・ワ・・。ンンッ・・」
 寸前まで追い詰められます。その時にご主人様が貞子の長い髪の毛を捕まえて、貞子の顔を
 シーツから引き剝がしたのです。
 「純子。マゾ女が逝く顔を見せてやる・・よ!いい顔だろう・・?ほら・・良く見るんだ1」
 貞子は息子に逝く顔を見られるのは耐えられませんで、嫌がりますが、肉体の奥に燃え上が
 った快楽には勝てません。
 「逝きますぅぅ・・ご主人様。逝きますッ・・イクウゥゥ・・」
 「ホラッ・・いい顔・・だろう・・?純子も・・こうなりたいと思わないか・・?」
 純様は父である貞子が快楽にノタウツのを見ていて、本当に羨ましいと思ったようです。
 父の顔は恍惚に歪んでいましたが、その歪みさえ美しいと思えてなりません。
 性の深淵を見せられたような気がしました。
 自分もあんな風にノタウッテ見たいと心底おもえてなりません。(つづく)
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