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小説 舞の楽園 ( マゾ牝貞子 )


         少年との一夜   < 33 >
   「貞子。浴室へ行くわよ・・・!」
 もう完全に女王様の純様はグィッとばかりに首輪の鎖を引っ張りました。
 全裸の貞子は四つ這いのまま浴室へ引かれて行きました。
 「純子様。お世話させて頂きますわ・・」
 貞子に良く似た白い肌に着けた青紫のブラと対のパンティ姿で立っている純様の足元に跪
 いた貞子は純様の足元に唇を寄せてそう言いました。
 もう貞子は純様の奴隷でもあるのですから奴隷としての作法でした。

  純様の少年特有のまだペッタンコでアバラ骨が浮いていそうな胸からブラを外しました。
 『ご主人様は純子様のこの胸にも、自分みたいな巨大なオッパイを作る積りかしら・・』
 とフト考えました。
 そう思った途端に淫らな気持ちが湧き上がって来まして、自分の巨大にされたオッパイを
 純様の身体に押し付けています。
 貞子にはもう父と息子と云った感覚は無いのです。
あるのは・・巨大なオッパイを持っている母親と娘とが白蛇のように絡み合う光景を想像
 しています。

  ブラを取り去ると、純様の白い細い腰からパンティを脱がしました。
 純様も興奮しているのでしょう、貞子の男根とは形も大きく違った大きい男根がピーンと
 跳ね上がりました。親子ですが男根の形だけは違うようです。
 その大きな剛直を見たとたんに貞子は、もう女の気持ちです。
 先程入れて貰って気持ち良くなってしまった感覚が蘇って来まして『ご主人様。この大き
 な砲身だけは貞子のものにしたいのです・・』と云う気持ちです。
 思わずその脈を打っている剛直に唇を寄せて「チュッ」と音を立てていました。

  「純子様。ここへ四つん這いにおなりになって頂くませんこと・・?お浣腸をさせて頂
 きますことよ・・」
 純様の白い全身を素早く洗い流し、首輪の鎖を垂らしたままの貞子は50%のグリセリン
 水溶液を作りながらお伺いを立てています。
 これから純様のお尻の穴にお浣腸をするのだと言うと、純様はまだお浣腸の経験などは無
いのでお浣腸の苦しみなどは解っていないと見えて、素直に頷きました。
貞子はそれを知っていますが、相当に悶え苦しむと思うと、女王様になった純様が可哀想
になっております。
しかし一方では、同じ女として貞子に対して威張っている純様の悶え苦しむさまも見て見
たい・・と復讐のような気持ちもありました。
自分でも、『このようなSの気分が残っていたのかしら・・』と不思議な気分でした・
「SとMとはの裏表のようなもので、誰でも持っているものだ・・」と誰かが言っていら
しゃいますのを実感しておりました。 

 「綺麗なアヌスですわね・・。ご主人様もお喜びになることでしょう・・ね」
言外に皮肉をこめての貞子のその一言に、純様は反発を感じていたのでしょう、暫くは
貞子を睨んでおりましたが、観念したのか貞子の用意したマットの上に四つ這いになりま
した。
きっと、早くご主人様に愛して貰いたかったのか、それとも後でも皮肉を言った貞子を苛
めることが出来ると考えたのか、貞子には判りません。(つづく)


 
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