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小説 舞の楽園 ( 海 )



『 海 』  - 11

    まず・・目に付いたのはお2人の男性自身でした。
  私のそれとは違っていて、お2人の恥毛はどちらも長く黒々としています。
  長くって旺盛で、そして広範囲に繁茂しているのです。
  その漆黒の旺盛な恥毛の下端からは、黒味がかった褐色の砲身が露を含ませてランランと
  天井を睨んでいました。
  私の前方に2つ並んだ砲身は大きいと言うよりも巨大な大砲と云った感じです。
  白い露を滲ませて大きな卵ほどもある亀頭が明るい海の光に輝いており、その眺めは卑猥
  と言うよりも勇壮そのものと言ったかんじです。
  私は目を見張ってしまっていたのです。

    『大きい・・・』
   
  一目見た瞬間に、その大きくって美しい男根に見せられてしまいました。
  いえ・・圧倒されてしまった・・と言ったほうがただしいでしょう・・  
  自分の皮を冠った白っぽい小さな男性器に比べると100倍もありそうなのです。
  どちらの大砲も、直径は7cmを超えていそうで、長さも20cmを上廻っていそうで
  した。

   それが・・各々ピンピンにいきり立って、真っ赤な鈴口を覗かせているのです。
  深い鈴口には白い露さえ出しているではありませんか・・
  そして・・2本の男性自身からは強烈な雄の臭いが立ち上っておりました。
  実際のところ・・『これが男性と言うものか・・?」』と思いました。
 『それに比べると、自分の持物は何て小さくって細くって、貧弱で頼りがないのでしょう』
  と思ったのです。
  大きさや形ばかりでは無く、色や艶や臭いさえ、私のものとは大いに異なる2本の男根
  を見せられて、私は打ちのめされてしまったのです。

   身体も小柄で色が抜けるように白くって骨格も細く、そして貧弱な男性器を持った
  自分自身を『 男性では無い・・』と考えたとしても可笑しくはないでしょう・・
  男性でないとすると女性しかいません。
  昨今は第3の性が騒がれているそうですが、やはり男性か女性と分別するのが正当と
  思えます。
 
   私は自分のことを『 女性の生まれ損ねだ・・』と考えたのです。
  このことは前々から私の意識の下にはあったようです。
  この男達の言うように『 オンナになってこの2つの巨砲にご奉仕をしたい・・いえ
  しなければならない』と考えたのです。
  不思議ではないでしょう・・


   自分には無い雄大な2本の男根を見せられて丸裸の全身を朱に染めた私の頭を、健様
  の毛深い太い腕が掴んで来ました。
  「咥えるんだ!」
  手で頭を押さえられて鼻先に盛大な叢が触れて、何とも言いようがない甘酸っぱい性臭
  が鼻を突きます。
  この性臭も私には無いものでした。

   「歯を当てるんじゃねえぜ!噛んだりしたら・・即、海の中・・だ!」
  口元に赤黒い巨大な怒張の先端を押し付けて、口に含むように強要しました。
  脅かされ、命令されるがままに、小さい口を精一杯開いて、その大砲を飲み込んでい
  ました。
  脅かされなくっても、雄の性の臭いに酔ったようになっている私は、この雄大な男根
  を噛み切ろう・・などと言う事は考えてもいませんでした。(つづく)





















      
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