小説 舞の楽園 ( 海 )
- 2022/10/10
- 23:41
『 海 』 - 17
「オイッ!お前の名前は・・?何処から来たんだ?どうして、この船に乗っているんだ?」
それから・・約1時間後。操舵室へ行き船の進路を確認した2人は全裸のまま放心している
私に問いました。
「はい・・わたしは折原綾男と申します。先程は失礼を致しました}
「実は・・勤めていました会社のリストラに会いクビになりまして、就職活動にも疲れてし
まいました。フト海が見たくなりまして、この港町に降り立ったのです」
私は酷く素直な気持ちになっていました。
私を犯した後に、一旦は短パンを履いてお仕事をして、またこの胴の間に降りて来て全裸に
なっている海の男達に、肌を許してしまったオンナの気持ちが無かったとは考えられません。
本名を名乗り、昨日の出来事を思い出しながら語っていました。
「フーン。じゃぁ・・ブラリと旅に出た訳か・・?」
「そして・・俺達の船に迷い込んでしまったと云う訳か・・?」
逞しい海の男達は私の話を聞いています。
「綾男・・と言ったよな・・?」
暫く黙って私の話を聞いていました健様が口を開きます。
私は頷いています。
「じゃぁ・・綾でいいか? お前は俺達のオンナだから・・な!オンナになったのだから、
綾男じゃ可笑しいだろ・・?綾と言う名前にしよう・・!」
「そんなチッポケなものをぶら下げていては、男じゃなえ! 男を捨てて・・女になるん
だ・・!いいか・・!」
「その代わり・・女になったお前を俺達は可愛がってやる!」
「そうだ!オンナになって俺達に尽くせ・・!そうすれば、大切にしてやろうじゃないか
・・」
2人の兄弟は真剣にそう言っています。
健様と錠様はエンジンの騒音にも負けないような大声で怒鳴るように私には聞こえます。
今ここで・・「イヤです・・」などと言ったならば、この海の荒くれ者の男達は怒りだし
た、白裸の私を海へ放り込む・・と思ってしまいます。
『港は帰れば・・逃げ出すチャンスはきっと来る。ここは陸から遠く離れた海の上で男達
の言うことを聞かなければ、サメのウヨウヨいる海に放り込まれてしまう・・』
『それまでは・・この海の男達のSEXの相手をさせられるに違いないが、どうせ犯された
自分である』
『今さらオンナになることを拒否しても・・もう如何しようもない事実なのだ・・・』と
私は考えたのです。
いえ・・表向きは仕方が無い・・と言う振りをしていましたが、私の心の何処かでは
この海の男達のSEXスレイプになるのもイヤじゃない、いえ、悪くはない・・と退廃的な
考えを持っていました。a
「どうして・・?」と言われても答えにくいのですが・・先程2人に犯された時に感じ
た肛門とお口に於ける快感らしきものの正体を見たかったからかも知れません。
『この浜の女よりも色の白い優男を俺達のオンナにしよう!逃げようなどとは考えられ
なくなるくらい徹底的にセックス漬けにして、オンナに否、セックススレイプにしてや
ろう・・』
一方、白い裸を晒して縮こまって震えている私を前にして健様と錠様は考えていたよ
うです。(つづく)
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