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小説 舞の楽園 ( 海 )


 

『 海 』  - 19

   「なぁ・・錠よ!女には飾り毛が無い方がいい・・と思うのだが・・な」
  「そうだな兄貴!綾には体毛は必要ねえな・・!それに・・オマ〇コの中も、いつも
  綺麗にしておくことを・・教えて置かねえと・・な」
  男性を捨てて女性になることを誓はされたばかりの丸裸の私は、何をされるのかと戦
  いておりました。
  その私の頭越しに兄弟は声高に相談しています。

   「綾!!」
  「は・・はい!」
  白い裸身を縮めて震えている私に健様は呼びました。
  また、怒鳴られ叱られるのではないかと怯えまして、私は返事をしています。
 

   「綾!!俺は健。そちらは錠・・俺の弟だ・・!」
  「これからは俺達のことを呼ぶ時には・・俺は健様。弟は錠様と呼ぶんだ!判ったな
  ・・!」
  「返事は・・如何した・・!綾!」
  自己紹介をした健様は私が気弱く頷いたのを見ると、私の丸出しの白いお尻を”パシリ
  と1つ叩きました。
  傍で見ていた錠様が蛮声を上げています。

「は、はい!判りました。け、健様・・」
  「そうじゃねぇ!今教えたばかりじゃねぇか・・?もっと高い女声で・・女言葉を使え
  と言ったはずだ!」
  私が言うと錠様が怒ったように怒鳴ります。
  「まだ、こいつには自分が置かれた境遇が判っていねぇんだよ・・。オンナに成りきっ
  て、俺達に奉仕が出来ねえだったら・・海に放り込んでしまおうぜ・・!」
  錠様が恐ろしいことを言い出して、私は凍り付いてしまいました。

  「なります・・!オンナにならせていただきます・・・わ。健様と錠様の仰るように
  ことを何でも素直に聞くオンナになりますから、命だけはお助け下さいませ・・」
  「海には放り込まないで・・助けて下さい・・ませ」
  恐怖に震えあがり、1段と高い女声で、いえ、女のイントネーションで必死に助命を
  願っている私でした。

   「そう云うように素直なオンナになれば・・命だけは助けてやってもいい・・・な」
  2人は笑いながら顔を見合わせています。
  「ところでな・・綾」
  「俺達はオンナには飾り毛はいらない・・と思っているんだ・・!」
  「どうだ・・!髪の毛を残して身体中の毛と言う毛を、全部剃って綺麗に、ツルツル
  になってくれる・・よな?」
  ニヤリと笑った健様の太い腕は伏せた私の泣き顔を持ち上げて、眼を覗き込み聞いて
  います。

『エッ?体毛を・・剃る? ツルツルになる・・? そんな・・恥ずかしい。出来
  ない!』
 『しかし・・今、出来ません・・と言ったならば、海に放り込まれてしまう・・如何
 しようか・・』と思いました。
 今は、命の方が大切でした。

  「は、はい健様。綾は健様と錠様のオンナでございます・・わ。ですから・・あなた
 様方の好みのオンナとしてこれから生きていたいと思いましてよ」
 「どうか・・綾の身体の毛を剃り落して・・ツルツルにして下さいませ・・」
 時間は余りにも無いのです。
 初めて自分から{ 綾 }と言って、泣きそうな女声でそう呟いておりました。(つづ
 く)
  
   
    





















      
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