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小説 舞の楽園 ( 海 )


 


『 海 』  - 21

( 6 )  剃毛 及び 浣腸

私は諦観しました。それからの私は酷く素直なオンナになったのです。
 「剃刀とソープをここに揃えましたわ。どうか・・綾の体毛を一草だに残らず剃り落して
 ツルツルの肉体にしていただきとうございます」
 男達の指示により剃刀と石鹸を自ら用意をして、屈辱の女言葉で頭を下げている私がいま
 した。
 「そうか!綾はお毛々を剃って欲しいのか・・?オンナには無駄毛はいらないものな・・」
 「ようし!俺が剃ってやる!!そこへ・・仰向けになれ・・!」
 健様は自分が言い出したくせに、私が「剃って下さい・・」と言った見たいなことを言っ
 て喜んでいます。
 錠様のダミ声に胴の間の造り付けの椅子の上に真っ白な華奢な躯を横たえまして、ブルブ
 ルと震えている私なのです。

  元来、私の白い躯には余り無駄毛と云うものは生えてはいないのです。
 男性ホルモンが少ない影響だと思うのですが、髭もほどんと生えて来ませんし、胸毛など
 と言う物は何処を捜してもありません。
 脚の毛も、脛の毛もちょっと毛のある女程度ですし、陰毛も腋の下の毛も男とは思えぬ
 ほどで、ショボショボとしか生えていません。

  「兄貴。見れば見るほど女みてえな身体だぜ・・!これじゃぁ・・剃っても剃らなくっ
 ても同じだぜ・・」
 そう言いながらも髭剃り用の剃刀を翳して手足のウブ毛を剃り落し、両腕を上げさせて
 腋の下を剃っています。
 2~3度剃刀でなぞると、当たられたところはツルツルになりました。
 
  「さぁ。綾!残るはここだけだ・・!動くんじゃねぇぜ!!動いたらクリトリスをチョ
 ン切ってしまうかも知れねぇ・・ぞ・・!」
 錠様は私の恥毛を触りまして凄く楽しそうに笑うと、私の身体の動きを禁じました。
 クリストスとは私のおチ〇チンのことを言っているのです。
 もう完全に女の扱いです。
 冷たい刃が肌を滑るたびに、自分のおチ〇チンが切り落とされるのではないか・・と小心
 の私は恐れて、生きた心地がしていません。
 石鹸液が塗られて、剃刀が5~6度滑ると、私の極端に薄い下の毛は綺麗に無くなって
 おりました。


「今度はうつ伏せになれ!」
 言われた私は諦めきってうつ伏せになりました。
 お尻を上げさせられた私のお尻の産毛を剃り、身体中がツルツルになりました。
 「やっぱり・・女はツルツルの方がいいな・・!毛が生えてきたら、今度は自分で剃れ!
 毎日剃るんだ!いいな‥綾!!」
 傍で錠様の剃毛を見ていた健様が、打ちひしがれている私に追い打ちを掛けるように
 命令します。

  「は、はい・・!うううぅ・・ぅぅ」
 私よりも1周り以上も年下の男達に嬲られる屈辱と、恥ずかしさと惨めさとで、私は
 泣いております。
 返事をしないとまた怒られて叩かれるのじゃないかと思いまして、泣きながらも返事を
 します。
 下を見ると薄いながらもありました飾り毛が無くなったせいか、皮冠りの小さな包茎が
 少し大きくなったように見えていました。
 ”ペシッ”
 ニヤリと笑った健様がその幾分大きくなった私の男性自身を指で弾いています。


  「さてと・・綾のオマ〇コが綺麗になって・・もう1回ずつ姦したら。少し眠ろう
 ぜ・・!!」
 「そうだな!仕事が優先だからな・・。けど・・何で浣腸をするか・・な?」
 「これで・・・どうだ!」
 そう言って、傍の棚から取り出したのはプラスチック制の石油等を入れるポンプでし
 た。(つづく)







































      
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