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小説 舞の楽園 ( 海 )


 

『 海 』  - 33

   私は複雑な気持ちです。
  このままお2人にお尻を巨根で犯され続けていたら死んでしまうか廃人になってしまうと
  思ったのです。
  実際に、お2人が外出しました時に鏡に映したお尻の穴は、それはそれは酷いものでした。
  嬲られ続けている胸乳は青黒くモッコリと膨れ上がり、犯され続けている肛門は大きく
  裂けて血も止まらずに真っ赤な肛口を見せているのです。
  白かった貌は荒淫でか蒼くなりまして、眼の縁には黒っぽい隅までが浮かんでいるのです。

   それでも・・今の私の心は幸せでした。
  今までの人生でこれほどまでに他人に必要とされて、愛されたことなどあったでしょうか
  ・・?
  SEXの相手として、彼等に必要とされているのです。
  『殺されるほど犯されるならば、彼らの為に死んでも良い・・』とさえ考えました。
  『犯されながら死ぬならば本望だわ・・』と思ったことも事実です。


   「わたくしも・・連れて行って下さるのです・・ね」
  止血のお薬と軟膏を今犯されたおしりに塗られながら、私は聞いていました。
  「イヤ・・ダメだ!綾はこの家で、俺達が帰って来るのを待っているんだ・・!」
  「女は船には乗せられない・・!綾は俺達のオンナになったのだから・・もう船には乗せ 
  訳にはいかない!」
  ご兄弟は怒ったような口振りでそう言います。

   「イヤッ。イヤですぅぅ・・。置いていかれるは・・イヤですぅぅ・・」
 「健様と錠様から離れるのは・・嫌です!わたくしも連れて行って下さい!」
 「もう・・イタイなどとは絶対に・・言いません!もう・・綾はご主人様方のオンナです!
 ですから・・どんなことをされましても・・どんな酷いことをされましても・・構いません
  ことよ・・」
 「ですから・・綾を船に乗せて・・連れて行って下さいまし・・」

   今までハシタナイ格好で、お2人にお尻を向けて薬を塗られていた私はご主人様の方へ
  向き直り、正座をして頭を下げていました。


  「綾よ。俺達はお前のことをもう男だ・・とはこれっぽちも思っていないんだ!本当の
  女だと・・思っている!」
 「海の男は女を船に乗せてはいけないん・・だ!」
 「そうだ!女を船に乗せると・・海神様のお怒りを買って、船を難破させてしまうんだ!」
  海の男達はとっても信心深いのです。

   そう云えば・・あの晩。 このお家に連れて来られた朝。暗闇の中、途中に海神様が
祭ってあった小さな祠があったのです。
  お2人はそこで、暫く手を逢せていたのを・・思い出しています。きっと・・航海の無事で
  あったことをお祈りしていたのでしょう・・
  同時に、お2人が完全に私を女だと・・思っていて呉れるのが判り、嬉しくってもう
  何も言うことが出来ませんでした。    

「判ってくれたのか・・。綾。そりゃぁ・・俺達も綾を連れて行きたいんだ!でも・ 
  ・海には海の掟があって・・な」
  「その代わり・・帰って来たら、イッパイ可愛がって、イッパイ犯して、イッパイ逝か
  せてやるよ・・」
  「綾、楽しみに待っていろ・・!綾。早くここを治して・・な!」
  お別れの寂しさと、女として認めて下さった嬉しさとで、丸裸の躯を伏せて泣いている
 私のシミ1つ無い白いお尻を撫でて、ご兄弟はそう言うのです。

  私はこのご兄弟の妻になったのです。(つづく)










 















      









      
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