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小説 舞の楽園 ( 海 )


 

『 海 』  - 35

( 12 ) お化粧

    良く晴れた美しい海です。
  湾の向こう側、広い海原には幾つもの漁船の航跡が浮かんでは消えて行きます。
  暫くは全裸で窓辺にボーッと座り込んで、お2人に初めて会った時からの出来事を想い  
  出していました。
  しかし・・しなければならないことがイッパイあるのを思い出したのです。
  私はお2人の男達の妻なのです。
  夫達が漁に出て留守の間に、お洗濯や、お掃除、それに・・恥ずかしいお話ですが、
  ここに連れてこられてからのSEXの度にお2人の精液と私の体液とで汚れたお布団を
  干したりしなければなりません。
  それから・・お化粧も練習して置くように言われています。

  まず・・1階の居間に降りて、お仏壇のお母様のお写真に手を合わせました。
  ご主人様方の無事の航海をお祈りしたのです。それから・・私の丸裸の恥ずかしい姿
  をお詫びいたしました。
  「お2人のご命令ですのよ・・」と言って詫びました。
  お母様はニッコリと微笑んでいらっしゃいまして、『許して頂いたものだと・・』と
  私は考えております。

 
   次に・・浴室へ入りまして、全身の剃毛をしました。
  1~2mm生えて来ました脚の毛や腋の下の毛を剃り、下腹部の毛を逆剃りします。
  お尻の産毛も当たりましてツルツルになったのを確認します。
シャワーヘッドを外したホースで浣腸を繰り返しまして、腸の中に残っていましたご
主人様方に放出して頂いた大量の精液と少量の内容物を排泄しています。

   それから、三面鏡の前で血の滲むアヌスに痛み止めのお薬と止血剤を塗りこめまし
  た。
  丸裸でお尻を上げて酷くなったアヌスを映している私の姿は、とてもご主人様方に
  は見せられたものではありませんでした・・
  鏡台の上に乗せてあるお2人が購入していらしたと思われる包みに気が付きました。
  その包みを開封したい誘惑に駆られますが、陽の高いうちにお洗濯やお掃除を済ま
  せてしまう積りです。我慢です。

  
   夫達お2人の汚れ物で一杯になった洗濯機が廻っている間に、4日間のSEXで湿っ
  ぽくなっているお布団を2階のベランダに干し、寝室の清掃をして、畳を拭きまし
  た。

   このお家の中では、この数日間で、無毛の全裸を晒していることにも、やっと
  慣れて来た私です。
  けれども・・お布団を干したり、洗濯物を干したりするベランダの作業は海から丸
  見えで怖いのです。

   窓から見える外を伺いまして、港に人影が見えない時を見計らって、シーツに
  身を包んで陽の射すベランダへ出て干しました。
  洗濯が終わったご主人様方のお洋服も、見られることなく細心の注意を払って干
  しました。

   けれども・・私はご主人様方の 「丸裸でいろよ・・!」とおっしゃられたこと
  は守っております積りです。(つづく)


   
    





















      
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