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小説 舞の楽園 ( 海 )


 

『 海 』  - 47

 「捨てるものか!捨てたりするものか・・・!」
  2人は同時に叫びました。そして・・同時に、全裸で下を向いて泣きじゃくっている私に飛び
  掛かって来ました。
  「こんな従順で可愛い綾を・・如何して捨てたりするものか・・!」
  「可愛い・・よ!綾。お前は何て可愛い女なんだ!」
  屈強なお2人に同時に圧し掛かられて私は後ろに倒れ込んでいました。
  ご兄弟は感極まったように叫ぶと、私の肉体を弄ってきます。
  いつしか、健様の雄大な男根に深々と貫かれて、錠様の巨砲をお口に入れて喘いでいる私が居
  たのです。
   
    

        ( 17 )真っ赤なミニスカート

    朝から風の強い日です。車窓から見える海は白い波頭が見えるだけです。
  私は U市の整形美容クリニックへ行くために、健様の運転するランドクルーザーの後ろの席に
  乗り込んだところです。

   今日は早起きをしまして朝からお風呂に入り、昨夜の名残の精液塗れの躯を綺麗に洗い流し
  ました。
  そして・・念入りにお化粧を施しまして、私がこのお家に流れ着いてから初めての外出なので
  す。
  無論、お浣腸も洗腸も施しまして、身体の内側も外側も綺麗にしております。

   今の私の姿と言えば・・錠様の見立てで買って来てくれました真っ赤なミニスカートに黒の
  タンクトップだけなのです。
  下着も着させては貰えないのです。
  お化粧も毎日の練習のお陰で、何とか見られるようになりまして、眼を大きく強調するように
  アイラインも入れて、軽く頬紅を叩いて、長めのウィッグを被っております。

   お母様の残しました三面鏡には、抜けるように色の白い小柄な私が写っていました。
  黒のタンクトップと膝上15cmのミニスカート、そこから出ています白い手足も良く似合っ
  ている見たいです。
  とても・・40代後半の男の着ている物だとは思えない物ですが、私の白い手足には似合って
  いると思わざるを得ません。
  お化粧を済ませると、20代の女性のようにも見えるのです。

   昨夜もやゝ乱暴に揉まれました胸乳は蒼く腫れ上がっていまして、タンクトップの胸に陰影
  を刻んでいるではありませんか。
  それを見た時には、年齢も忘れまして『もっともっと胸を大きく膨らましたいわ・・』と考え
  ておりました。
  女体に近づけてくださるお2人のご兄弟に感謝感謝です。

 
   「あっ。履物を忘れていた!」
  「しょうがねえ・・な・・途中で買うか・・?綾。それでも履いて・・早く乗れや!」
  玄関で錠様と健様が言っております。
  「でも・・怖い・・わ。大丈夫かしら・・?男だとバレてしまうんじゃないかしら・・?」
  震えながら胸を抱えて不安そうに私は呟きました。

   「大丈夫だよ!お前は小柄で目もパッチリしているし、そうやって化粧をしたお前は絶対に
  男には見えない・・よ!自信を持て!」
  「うんっ。綾は本当に色が白い・・!そううしてタンクトップから2の腕を出して、ミニスカ
  -トから白い脚を覗かせていると、クラクラして来るよ・・!」
  お2人の誉め言葉に押されて、茶色の男物の大きなサンダルを突っかけた私はランドクルー
  ザーに乗り込みました。
  途中で町(・・と言ってもそれほど賑やかなところではありませんが)の履物屋さんに寄って
  中ヒールの紐付きのサンダルを買って頂きました。(つづく)





















      
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