小説 舞の楽園 ( 海 )
- 2022/11/18
- 23:10
『 海 』 - 56
「綾。まずは下の口にこれを咥えて見るか・・?そして・・上の口には俺のものを食べさ
させてやるよ・・!」
錠様は下げて来ました紙袋の中から、何かを取りだしています。
私は不安になって薄目を開けました。
細長い箱が見えております。
箱の中から取り出したものは、如何にも男性を模した、濃いピンク色をした電動バイブです。
「イヤァ・・イヤですぅぅ。そんなものを使わないでぇぇ・・。恥ずかし過ぎますぅぅ」
「ハハハハッ・・。そんなものとは・・恐れ入ったな!どうだ・・?本物そっくりだろう・
・・」
バイブに付いています白いコードを延ばしながら、高笑いをしております。
そして・・ベッドの枕元にありますコンセントにコードを差し込んでいます。
「スイッチを弱にすると・・・こうなって。強にすると・・こうなるのか・・」
鏡の前で、局部を丸出しにして、肘掛椅子に縛り付けられて恥ずかしがっている私の目の前
に毒々しい程ピンク色のバイブレーターを翳してスイッチを入れています。
弱い振動にしましたバイブを、興奮のためにか既に飛び出している私の乳首に当てました。
「あああぁ・・止めてぇぇ。あっ・・」
身悶える私の乳首の上で、バイブは弱から強、強から最強へとスイッチが切り替わりました。
最強にスイッチが入ると電動が激しくなり、先端が伸びたり縮んだり複雑な動きをします。
「ホラッ。綾。下の口も充分に濡らして置けよ・・!・・・と言わなくっても、もう濡れて
いるがな・・」
再び弱にしたバイブを首筋・脇腹・鼠径部等に押し付けて、暫くは私の身動きを楽しんだ後、
半開きで喘いでいます私の口元にバイブを持って来まして錠様はおっしゃるのです。
そうです。私の下のお口は、もう既に濡れそぼっているのが自覚されます。
鏡の中の私は身悶えの所為で、両脚を肘掛に上げさせられた躯は椅子の上からズレて、アヌ
スは天井を向いているのです。
爛れた肉壁を朱く覗かせて、それがヒクヒクと動かしているのです。
「ああっ・・恥ずかしい・・わ」
余りの浅ましい自分の姿に、目を瞑りました。
天井を向いたアヌスにご主人様の持つバイブの先端が当たり、ズズズと裂け目をナゾって
行きます。
「イヤ~ッ。錠様のモノで犯してぇぇ・・ご主人様のモノが欲しいのですぅぅ・・」
私は不自由なお腰を揺すりましてバイブの先端を外すと、思わず叫んでおりました。
バイブなどでは逝きたくは無かったのおです。
バイブなどで逝ってしまったらば・・と言う女の恥ずかしさの声なのです。
「ダメだ・・な!バイブレーターで1回気を遣ってからでないと、入れてやる訳にはイカ
ン!」
ズブズブズブと比較的簡単に、バイブはアヌスに沈み込みました。
「ああっ・・・いいっ」
難なく沈んだそれはお2人のモノよりも細い感じがしました。
バイブはお2人に肉棒はど熱くはないのです。
それでも、私は思わず口走ってしまっています。(つづく)
スポンサーサイト