小説 舞の楽園 ( 海 )
- 2022/11/22
- 23:24
『 海 』 - 60
"ジョボ。ジョボ。ジョボ。ジャァー・・"
私の泣き声もお尻から漏れる排泄音にかき消されています。
「見ないでェ・・見たら・・ダメッ。ああ恥ずかしい・・死にたいわ・・」
浴室の排水溝の上へペタリとお尻を据えて、泣きながらも排泄を繰り返しています。
その夜。綺麗になった肛門は、翌日の朝方まで、錠様の大きく逞しい男性自身に責められ
たことは言うまでもありませんでした。
( 21 ) 形成外科で・・
「オヤッ! 夕べは大分可愛がられたようだね・・?」
翌日予約をしている時間にクリニックへ行きますと。ブルーのノースリーブから出ている腕
を見てお医者さんの先生が言います。
剥き出しの手首には、昨夜のSEXで縛られた跡がうっすらと就いて残っております。
それを先生に見つけられてしまったのです。
色が白い私のお肌は女として生活するようになってから、ますます肌理が細かくなりまして、
縛られたり、抓られたりすると、直ぐに跡が付いてしまうようになっていました。
私は先生にはバレないと思っていたのですが、先生は何もかもお見通しのようです。
小柄な躯をますます小さく屈む私は紅くなりまして俯いてしまっておりました。
「まず・・除毛からだな!どの程度の面積で、どの程度生えているのか・・を調べて見よ
う・・。今日は剃ってはいないようだな。裸に成って・・ここへ寝なさい・・!」
先生はそう言うのです。
昨日先生に言われまして、今朝は剃毛をしてはいなく何となくザラザラしているアンダーヘ
ヤと脇の下を思い出してモジモジします私です。
「今日はノーパン、ノーブラでは無いの・・?昨日は驚いたよ・・!」
お洋服を脱ごうとしています私の耳元に口を寄せて呟きます。
先生は意地悪なのです。
昨日はスカートを脱ぐとスっ裸でしたので、それが恥ずかしくて先生の様子まで気が付か
なかったのですが、横目で私の脱衣の様子を見ていたようです。
昨日の恥ずかしさを思い出しまして、顔どころか肉体までもが真っ赤に染まって、先生の
お顔を見られません。
先生に催促をされて、看護師さんにも見られている前で一糸纏わぬ(私の肉体は体毛を
剃ってありますので、本当に一糸纏わぬと云う言葉がピッタリです)素っ裸になりました。
恥ずかしい股間を隠して診療用のベッドに上がりました。
後日、看護師さんに聞いた話によりますと、先生は私のような『露出狂のオカマさん』
には診療衣は付けさせないらしいのです。
それも、気に入った人・・だけ、らしいのです。
「貴女は先生のお気に入りになりました・・のよ」
看護師さんは笑って言いました。
私は複雑な気持ちです。
兎も角、診療の間は、恥部を撫でられるので、恥ずかしくって目を開いてはいられま
せんし、問診に対する答えも声が掠れて容易には出ませんでした。
けれども不思議なことに、先生と看護師さんの2人に見られて触診を受けています内に
、身体が熱くなって来たのです。
今になって思うと、恥ずかしい診察が露出の琴戦に触れて快感に燃えてきたのでしょう
と思われるのです。
きっと、先生や看護師さんの眼が無かったならば、健様や錠様がオマ〇コと呼んでいま
す肉体の部分に手を這わせてオナニーに耽っていたことでしょう・・(つづく)
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