小説 舞の楽園 ( 海 )
- 2022/11/23
- 23:15
『 海 』 - 61
「完璧な女体になるには6~7ケ月は掛かる!当分の間は毎日通院して、除毛を行う・・」
「除毛の状態を見てから去勢手術をする!それから・・豊乳手術だな・・!」
「その後に、腰部のお肉を取ってお尻に肉を付け、その間を見て奥部2重の眸を2重にして、
咽ぼとけを削って・・終わりだな・・」
「もう、今日の診察は終わりだ!恥ずかしかったかい・・?」
「綾さんは色が白くって、骨が細い。顔の造りも小さいから・・美しい女体になるよ・・!」
恥ずかし気に頷く私を見て、先生は笑っています。
「ここは・・そのままでいいんだね!」
突然、先生は私の小さな男性器を指で弾き再度念を押しています。
「ご主人様方のおっしゃる通りに致しますわ・・。わたしはご主人様方のモノですから・・」
私は恥ずかしかったのですが、本当のことを答えています。
「今日は時間があるかい・・?除毛を受けて行くかい・・?こことここの脱毛はレザー針
を使って1本・1本処理をするんだ!」
「その他の体毛は除毛剤を使って毛を落とすんだ!」
先生はザラザラとしますアンダーヘアーと脇の下を触っておっしゃいます。
診察室の壁に掛かっている掛け時計を見ますと、錠様がお迎えに来てくれるまでにまだ
時間があるようです。
「お願いいたします・・」
ここまでに死ぬほど恥ずかしい思いをしまして、毛も剃ってはいない丸裸を見られて、触わ
られたのですから、もう何をされましても同じことだと思って承諾いたしました。
「明日からは助手が行うことになるが・・今日は助手も休みなのだ!わたしがレザーを
やってやろう!」
「こちらの部屋の施術ベッドの上に来なさい!」
先生はニコニコ笑いながらおっしゃっています。
この豪放磊落な先生を信頼すると共にチョッピリ好きになっております。
先生に誘導されて、全裸のままの私は隣の小部屋に置いてあるベッドに上がりました。
そのベッドに付いています皮バンドで両手は頭上に、両脚は90度に開いてとまられま
した。
アンダーヘアーや脇の下の比較的太い毛は1本・1本レザー針を差し込んで毛根を壊し、
処理をするそうなのです。
こうして・・私の整形外科通いが始まりました。
( 22 ) ノーマルな健様
盛夏を迎えて波も静かで海は蒼く、港に近接する浜にはっ海水浴客で賑やかです。
健様と錠様が漁に出ていらっしゃる間はホテルへ泊まらせて貰い、お2人が漁からお帰り
になると港のある町から通院することにしておりました。
今日は健様も錠様もお家にいらっしゃるのですが通院もありません。
近頃はお化粧も上手に出来るようになって、女性の仕草も意識をしないで自然に出来る
ようになりました。
勿論、媚態もです。
夕食のお買い物には駅前のスーパーへも1人で行けるようになりました。
ブラジャー・パンティの上にノースリーブのタンクトップにミニのスカートだけを着け
て、素足には高さが3cm程のサンダル姿で、スーパーに行けるようになったのです。
以前から少なかった腕や脚の無駄毛は除毛剤を使って綺麗サッパリと無くなってお
り、ピカピカと輝くようなお肌です。
お化粧も完璧に出来るようになりまして、もう何処から見ても女性そのものです。(
つづく)
スポンサーサイト