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小説 舞の楽園 ( 海 )


 

『 海 』  - 70

  豊乳手術は胸の脇からシリコンを入れるだけの比較的簡単な手術で、直ぐに終わりま
  した。
  しかし、後が大変なのです。 
  麻酔が効いている内は痛みもそれほどではありませんが、麻酔が覚めるとズキズキズキ
  と痛いのです。それも・・大変な痛さです。
  でも、私は痛みよりも、念願のDカップの巨乳が手に入ったことが嬉しくって泣いており
  ます。
  肉体どころか心まで女になってしまったことで、涙もろくなってしまった私は胸の痛み
  でも泣いてしまいましたが、完璧な女になれた喜びの方が大きかったと思います。

   手術をしました翌日からは先生と助手の男の方が、まだ痛む両方の乳房を力一杯揉み
  込むのです。
  それは・・まるで拷問です。

   「痛い!痛い・・!痛いわ・・!許して!痛いんですぅぅ」
  大声で泣いて暴れました。勿論・・女のか細い声なんて使ってはいられません。太い男
  の声で許しを乞いました。
  だけど・・決して「 もう止めて・・・」とは言いませんでした。
  だって、揉みこむのを止めてしまったならば永久に、柔らかなそれでいて形の良いオッ
  パイにはならない・・と言われているのですもの・・


   「豊乳手術は旨く済みましたが、暫くは・・綾さんが泣いて許しを乞うと思いますが、
  泣いても喚いても。柔らかな形の良い乳房を造る為に揉んでやって下さい」
  退院の日、院長先生は私を迎えに来たお2人に向かって注意をしております。
  s の錠様はニヤリと笑って「任せて下さい!」と言っているようですが、私は痛さを
  思い出して恐怖に駈られていました。

   「今晩2人で綾の大きくしたオッパイを揉んでやろう・・!ちょっと遠出をしてモー
  テルへでも行かないか・・?」
  病院を出た後に、錠様が言い出しています。
  私は不安に駆られました.

ランドクルーザーは郊外の一軒のモーテルに入って行きます。「
  3人でモーテルへ行くのは初めてのことです。
  「綾。オッパイも大きくなったし、身体つきもフックラとして来て女らしくなったな!
  今日は俺達2人で可愛がってやるよ!」
  「大きくなったオッパイを中心に・・な!」

   健様が言うと、錠様が楽しそうに続けます。
  すして・・大きく張り出すようになったブラの上から交互に乳房を触って、2人は私
  を脅して楽しんでいるのです。
  「や・優しくして・・まだ痛むのですから・・」
  病院で乳房を揉まれた痛みを思い出して、私は震えあがってしまっています。どんな 
  に痛かったのか・・
  お2人に哀願するのですが、「先生にも許可を貰っているんだ・・」と一笑に付され
  てしまいました。(つづく)





















      
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