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小説 舞の楽園 ( 海 )


 

『 海 』  - 93

グッタリとなってしまった私の肉体の上で、先生のお腰が再び動き始めました。
  「あ・・いやっ!・・もうダメです。そんなに・・」
  1度のクライマックスに達した私は切れ切れに悲鳴を上げていました。
  「また・・来てくれるね。2か月に1回の診察の後で・・会おうね・・」
  「イヤッ、イヤです。もう・・これ1回にして・・」

    先生は今日の昼間に、ご主人様の携帯に電話を入れて、私とこれからも会うことの
   承諾を取り付けていたのです。
   それを知らない私は、これ1回限りだと思っていまして、必死になって拒んでいまし
   た。
 
    「ほれ、ほれっ・・これで・・どうだ!」
   「イヤッ・・ダメですぅ。本当に・・・うんっ、ううっ・・」
   「俺と付き合え!付き合うと言わないと・・逝かせてやらないぞ・・!」
   先生はとっても強引なのです。
   果てしない突き上げに、私は疲れ切ってしまいまして、意識が朦朧としてきました。
   「 ・・あっ・・あああんっ・・ああん。先生。お付き合いをしますわっ・・させて
    下さい・・・あんんっ」
   先生の巧妙なテクニックと狡賢い責めにお付き合いをすることに同意をし、約束をし
   ていました。


( 29 ) スッカリ女

    「 ねえ・・先生。わたくしの肉体は本当に女になってしまったのでしょうか・・
   ?」
   SEXで汚れた身体をお風呂に入って綺麗に洗いまして、ベッドに寝た先生の毛むくじゃ
   らの裸の胸に顔を埋めて、私は細い声で聞いています。
   「だって・・『女みたいに濡れるようになった・・』とご主人様はおっしゃるのです
   もの・・『普通、男はアナルセックスでは濡れることはない。お前の身体は特別だ』
   とおっしゃるのです」
   「本当にそうなのでしょうか・・?」
   
     ご主人様のご命令によって先生と同衾した私には2つの理由がありました。
   1つは・・先生に肉体を改造していただいたお礼です。
   もう1つは・・私の恥ずかしいマゾの秘密を先生に知って頂いて、お聞きしたかった
   のです。
   それには・・先生に抱いて頂いて、ラブジュースを一杯出すことが早道だ・・と考え
   たのです。

    「う~ん。そうだな・・。本当のところ・・驚いたよ!」
   先生はご自分が体験した、私を貫いて見て私のアヌスが本物の女陰のように盛大に濡
   れていた事実を思い出しているようでした。
   「何時の頃より・・こうなったのかい・・?最初から濡れていた訳では無いのだろう
   ・・?」
   先生は本物の女性を抱いているような錯覚に陥っていたことに気が付いたようです。
   何処もかしこもツルツルで、声帯も取り、乳房も造り変えて、お尻のお肉を移し変え
   て、女の肉体に作り替えたのが自分であると気が付いたようです。


     私は凄く恥ずかしかったのですが全てを先生にお話しました。
   男性として会社の総務課に勤めていましたこと・・。
   会社のリストラで退職を余技なくされて退職をしたこと。
   職探しに疲れて旅にでて、フラリとあの港へ行きまして、夜中に何やら判らないうち
   に船へ乗り込んでしまったこと・・

    朝になりご主人様方に犯されて女として目覚めてしまったこと。
   ご主人様方の家に連れて来られまして、お2人の妻にされてしまったこと等です。
   そして・・今はもう完全な女体になりたいと思っていること・・・をお話しました。
   (つづく)
        
   





















      
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