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小説 舞の楽園 ( 海 )


 

『 海 』  - 95

     ( 30 )  それから・・・
 
    冬のどんよりとした海も日々明るさを取り戻しまして、春のキラキラとした海に変わろ
   うとしています。

    私がこの海が見下ろせる家に嫁いで・・? 来ましてから、もうすぐ9カ月が過ぎよう
   としています。


    私自身、男でありましたことをスッカリと忘れまして、2人の逞しい漁師のご主人様に
   可愛がって頂いて、幸せな日々を送って
   健様は普段はとっても優しいのですが、偶に S になられて私を責めることがあるのです。
   その時は・・錠様の方がビビッテしまうくらい激しく私を責めるのです。

    錠様も、何時も S と云う訳ではありません。
   普段の SEX では私は大満足しまして、失神することもしばしばなのです。
   本当のところは・・ますます M になってしまった私としましては、ちょっと物足りない
   と思うのは贅沢でしょうか・・?
   これから夏を迎えて、露出狂に拍車が罹ってしまいました私としましては、『ご主人様方が
   どのようにわたくしを責めて下さるのかしら・・』と楽しみで仕方がないのです。


先生とのお付き合いの砲は・・2カ月に1度の検診の時、女性ホルモンを頂いての帰りに、
   必ずと言ってもいい位にホテルへ行きまして、私は S 女として先生を虐めるのです。
   先生とのプレイはご主人様の公認なのです。
   初回のプレイの様子を、先生から連絡を受けましたご主人様は知っていました。
   そして・・その日、丸裸の2人のご主人様から、オマ〇コは無論のこと身体全体を責められ
   まして、私はその日起こったことを全部白状してしまったのです。

    「 綾。お前は良く俺達に仕えてくれている・・!幸いものあの院長先生は女性に虐めら
   れるのが好きな M なのだ!」
   「お前も何時も何時も俺達に虐められる M ばかりでは詰まんないだろう・・?」
   「偶には S になって先生を虐めるのもいいかも・・よ」

    「あくまでも・・プレイとしてだぞ!俺達は一生・・綾、お前を妻として可愛がってやる
   からな・・」
   健様と錠様は私を楽しませようとしてるのです。
   私はお2人の優しさに涙を流しました。感謝の言葉もありません。

    先生にも感謝しておりますわ・・
   だって・・先生に頂く女性ホルモン剤によりまして、私はますます女として磨きが掛かっ
   ているのですもの・・
   そして。。先生とのプレイは私の精神のバランスを保っていると思っておりますのよ・・

    「 男と女・ S と M 。コインの表と裏 」
   では、また。お目に掛かれる時を楽しみにしております・・わ。(完)
   
   
    





















      
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