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小説 舞の楽園 ( アルバイト )

        アルバイト -(3)
     (2)素肌の匂い
 狭い事務室の茶色いソファーの上で和美を横にして、田岡は彼の衣服の胸を
左右に開いていた。
もちろん、店の従業員にも通りがかりの人にも誰にも知られたくないその行為
のためには、店の出入り口のキーを締め、事務所の灯りを消さねばならなかっ
たのだが・・・
部屋の電灯を消しても、部屋の中は店の前の街灯の明かりで充分に明るかった。
「寒くはないのかい?」
真冬のこの寒い季節だというのに、驚いたことに和美はユニホームの下はタン
クトップ1枚であったのだ。
「ううん」
和美は首を振っている。
今日はかなりハードに動き回っていたから、男にしては断然白い彼の肌からは、
甘ったるい匂いが立ち昇っている。
田岡は前開きのユニホームの前を開いて、ボタンを全部外さないで肩脱ぎの
状態にして、和美の小さいピンク色の可愛い乳首に吸い付いていた。

 独身の田岡は35歳の今日に至るまで、女は5人知っていた。しかし、男性
とこうして身体の関係を持とうとしていることは、初めてであり驚きでもあっ
た。
この若者に対しては、女性に対するように優しくしてやるつもりである。甘え
るならば、甘えさせてやろうとも思っている。
狭い事務室のソファーは窮屈ではあったが、彼を仰向けにして右手で彼の平た
い左の胸を弄い、右胸のピンクの乳首に吸い付いていた。
肌の色は驚くほど白かった。胸の蕾は男にしては大きい方だ。
<この男の子の胸を大きくして、俺の女にしたい>
田岡は密かに思った。(続く)
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