小説 舞の楽園 ( アルバイト )
- 2023/03/01
- 23:15
アルバイト -(5)
田岡は迷っていた。このまま、この狭い事務所の長椅子で彼を抱くか?、それ
とも、ここから歩いて5分ほどの自分のアパートに連れて帰ってベッドの上で
彼を抱いた方がいいか?今頃になって迷っていた。
和美はこの店長を好ましく思っているが、何時の間にか胸の尖りを吸われて、
ヤダと言う暇も無く下半身を脱がされてしまったことを驚いていた。
そして今、自分の男性自身を吸われている自分にもっと驚いていた。
「あ~ん。きたないよ~。汚れているのでしょう・・・」
もう、甘い声しか出せない。
「汚くなんかないよ・・汚れてなんかない。可愛いんだね・・」
起立から口を離して田岡は言うと、また直ぐに勃起したものに口を被せている。
「ああ~ん。あ~ん。そんなこと・・・あっ、ああっ。いっちゃうよ~」
和美の顔はその言葉と裏腹に喜びで溢れて可愛く歪んでいる。
<そうだ! 男って言うものは出してしまうと後は無気力になってしまうんだ
っけ・・俺がそうなんだ。この後、処女を頂くなら、ここで出させない方がい
いだろう・・後は、俺の部屋に行ってからだ・・・」
喜びの声を上げて悶える仕草をしている和美を見ながら、田岡は考えた。
さっきから、この可愛いと思っている男の子を犯して、バックの処女を奪って
あわよくば、自分の女にしたいと思っている田岡だった。
「あ~ん、どうして・・・」
女のクリトリスを舐め転がすように、和美の真紅の宝冠を舌で愛撫していた
店長が突然それを止めてしまった。和美はそのことに抗議するように、腰を
突き上げて言っている。
「ここじゃなんだから・・もっと広いところへ行こう。俺の部屋は歩いて10
分程のところにあるんだ。そこへ、行こうよ。今夜は帰らなくてもいいんだろ
う?」
下心ありありの言葉を隠した積もりで、言ってしまっていた。
和美も剥き出された下半身を恥ずかしそうに手で覆いながら、それでも何かを
期待するように小さく頷いていた。(続く)
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