小説 舞の楽園 ( アルバイト )
- 2023/03/10
- 00:03
アルバイト -13
(6)田岡の女になって・・
何回か挿入した女陰とは違った非常な締め付けが田岡の男根を襲っている。
「う、動かさないで・・・」
田岡が砲身を無意識の内に動かそうとすると、その気配を察した和美が悲痛な
声を上げた。
女陰のように受け入れられる構造のものとは違って、アヌスは受け入れる構造
にはなっていない。それに無理矢理差し込んだのだから、相当な激痛がしてい
るのだろう。
田岡は同情していた。
カチカチに萎縮しているアヌスのなかでキツイ締め付けに耐えながら、痛みが
収まるのを待ってやることにした。
眉を顰め、口を大きく開けたまま舌を覗かせて、和美は息を止めて痛みに耐え
ていた。
「もう、痛みは治まったかい? 動かしてもいいかい?我慢が出来ないんだ!」
暫くして、田岡は肩に抱き込んだ和美の両脚の力が抜けて来たことに気がつい
て、そう言ってソロリと動かしている。
もう、アヌスには最初の緊張はなかった。
「アッ・・」
二つ折りの体勢にされている和美は、入っていた大きなものがズルリと動いた
のを感じて声を出している。
はばったい痛みこそ残っているが、その感じは不快ではなかった。和美は瞑っ
ていた眸を開いた。
「もう、痛いことはしないよ。ゴメンね」
少し開いた脚の間に店長の顔があった。その顔は和美を安心させるように笑顔
だった。
謝っている店長を好きになった。<いい人なんだ>そう思い、安心させるよう
に大きく頷いた。(続く)
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