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小説 舞の楽園 ( アルバイト )


        アルバイト -17
 和美は女物の下着を着けてその上にジーパンを履いて、上には制服を着て店
に出ている。
男物とは違ってピッチリと締まった女の下着は快感らしい。
その日は店が閉まる8時まで、和美は一日中女性の下着を着て過ごしていた。
和美は何だかイキイキとしているようであった。
田岡は昼の休みの時に、駅の反対側にあるイトーヨウカドーに行って、女物の
パンタロンとブラウスと簡単な化粧道具を買っている。
店が終わると、和美にパフを叩かせ口紅を塗らせて、今日買ってきたパンタロン
にブラウスを着せて、ファミレスに誘った。
「いやぁ、バレてしまいます・・」
和美はそう言って外出を拒んだが、少々強引に連れ出している。
小柄で男にしては髪の長い女顔の和美は簡単にお化粧しただけであるのに、その
女装が良く似合っている。
田岡は和美が男であることは誰にもバレないであろうと思っている。
ファミレスの席に着いたところで、和美は着ていた白いパーカーを脱いでいた。
「今日は帰った方がいいね・・家の者が心配するかも知れないから・・」
食事が終わってファミレスを出たところで、田岡は和美の唇を素早く奪って
本当に名残惜しげに言った。

 翌朝、田岡はいつもより15分ばかり早く店に到着すると、和美がもう既に
来ていた。
昨晩分かれる間際に、「明日は早く来て手伝って欲しいのだよ・・」と言って置
いたのである。
「まだ痛いかい?どんな風になっているのか心配しているんだ! ちょっと、
見せてごらん!」
女物の下着を着て来た和美を事務所に引っ張りこむと、早速和美のお尻を触っ
て言う。
「大分痛みは遠のきました。家に帰ってオロナイン軟膏を附けてきました」
事務所の机の前に立ってお尻を突き出した和美のジーンスを下げて白いお尻を
剥き出させ可愛いお尻を擦ると、和美はお尻を振って恥ずかしそうに答えてい
る。
上は昨日のブラを着けてキャミを着ているが、下の方は素足に男物のブリーフ
を履いていた。
「家では洗濯が出来ないの・・」
女言葉で可愛くいっている。
「それじゃ・・俺の部屋に行って洗濯機を使うといいよ・・スペアーキイを
預けるから、昼休みにでも行ってくるといいよ」
「えっ?いいの?では・・そうさせて貰います」
和美は嬉しそうに答えている。(続く)

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