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小説 舞の楽園 ( 調教師 )

義父の白いオブジェ(54)
「ハイ・・・」
彼女も大量の精液を注がれた肉体を洗い流したかったのであろう、ちょっと
嬉しそうに微笑みながらも素直に答えている。
丸裸の俺が寝乱れた布団から起き上がると、彼女は即座に俺の肩に浴衣を掛け
て呉れていた。もう最初のような気まずい雰囲気はどこを探しても無くなって
、古くからの恋人関係であるようだ。又、機会があったら抱きたいと思ってい
る俺がいた。
 俺達が浴衣を引っ掛けて部屋の扉を開けて外に出ると、前後して2つ先の
親父の部屋の扉も開いている。
考えることは同じだと感心しながら見ていると、親父が中から顔を出してキョ
ロキョロと辺りを見回した。俺達を見つけるとニヤリと笑った。
「早く来い!誰もいない・・」
そして、部屋の中を振り返って言って、手にしている浴衣の帯を引っ張った
のだ。玄関からヨロメキ出て来たのは浴衣を肩から本当に引っ掛けただけの
信子であった。
「アッ、イヤ~ン」
紐を引っ張られて部屋から転げるように出て来た信子は、俺達の姿を見ると
泣きそうな声で小さな悲鳴を上げた。
「嫌じゃないだろう?折角旦那が見てくれているのだから・・・これも、と
っちゃおう」
恥ずかしがって部屋に駆け込もうとする信子が後ろを向いた瞬間に、親父は
信子の肩に掛けているだけの浴衣を剥ぎ取ってしまったのだ。
「イヤ~ン」
再び女声の黄色い悲鳴が俺の耳に届いた時には、信子は素っ裸にされていた。
全裸になった信子の両腕は後ろ手に組まされており、幅広の浴衣の帯がその
白い手に巻きついていた。
信子は立ってはいられなくなってしまったのか、そこの廊下にしゃがみ込ん
でしまっている。後ろを向いてしゃがみ込んでしまった彼女の肉厚の真っ白
なお尻には臀裂を隠すように幅5cm程の黒緑色の帯が縦に通って、白いお
尻を際立たせていた。
「イヤですッ。他の人に見られてしまいますぅ・・・もう、もう許して・・・」
信子は小さいが鋭い声で、親父に哀願している。
「こんな時間だ。誰にも見られるはずはないよ。それよりも、緊縛されたお
前の福与かな女体を旦那に見てもらえよ。フフフッ・・・」
親父は言いながら俺に向って1つウィンクをして、泣いて哀願している信子
の後ろ手に縛った箇所から伸びている帯を手綱のように引いていた。
「イヤア・・・」
俺の方に尻を向けて立膝で屈みこんでいた信子は手綱を引かれて黄色い悲鳴
をまた上げて、よろめいて立ち上がった。初めて縛られた信子は余程恥ずか
しいのか、夜目にも真っ白な肌を朱に染めてモジモジとしている。
彼女は胸の上下にも真紅の帯が巻かれており、小さめの乳房は前方に突き出
していた。先程後ろから見えたお尻の浴衣の帯びは、その胸の紐から真下に
下ろされて彼女の毛を処理した下腹を通って股間に消えていた。(続く)

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