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小説 舞の楽園 ( 調教師 )




調教師   ー ( 17 )

「 良く見ているのよ! お前もいずれはああして処女を失うのだから・・ね」
  鞭を持った助手の女が、ジッと見詰めたまま声も出せない様子の少女に、掠れた声で
  言っているのが聞こえて来る。
  助手の普段の声を知っている俺は『 この助手の女も他人の SEX を見ていて、興奮
して るのだなぁ・ ・』と思うと 愉快でならない。
  

   ベッドの横に立った全裸の男が、そそり起った見るからに狂暴そうな巨大な男根を
  綾のアヌスに宛がった。
  「 イヤァァーー。怖いっ・・・怖いよう・・」
  綾の泣き叫ぶ声がしている。
  弛緩剤によって緩んだ綾の肛門は、男性器によって蓋をされた。
  その異常な感覚に綾は泣き出した。

   ” ピシリッ”
  何時の間にか助手の女が綾と男の横に来ていて、綾の平坦な胸の小さな双つの蕾を薙
  ぎ払っていた。

   「 綾。お前は女なんだよ!どんな時でも・・女言葉だよ・・! もっと鞭が欲し  
  いのかい・・?」
黒革の小さなブラとこれも小さいスキャンテイだけの女が、男の声ともとれる掠れた声
  で言った。
  『 この女も人並に興奮して声が涸れているんだ・・』俺は安心している。

   昨日、散々痛め付けられた鞭の味を綾は思い出したようだ。
  泣きながらも激しく項を振っている。


  
   その間にも、余裕を持った助手のヘラクレスの裸の腰は、前に推し進められていた。
  鞭とは違った耐え難い痛みが、綾のお尻を襲って来たようだ。
  「 イタイッ。イタイヨ~・・イタイ・・わぁ・・」
  白い躯が必死になって逃げようとズリ上がるが、両足首を掴んで広げている太い腕は
  ビクともしない。

綾の女声の叫び声に、調教の効果が出て来た・・と思い、俺はニンマリした。
  だって・・痛さの余り男の声が出てしまったとは言え、鞭の怖さを思い出したかのよ
  うに、途中からは女言葉に変わっているからである。
  我が女の助手の持つ、鞭の威力は凄いものだと改めて考えた。

   ジリジリと動いていた男の腰の動きが止まったようだ。
  きっと・・黒い狂暴な亀頭の部分が肛門の中の筋肉の輪に引っかかった為であろうと思う。

   俺の周りには、俺に肛門を犯された女は数多くいる。
  その女は、どいつもこいつもアナルバージンではない。
  そ奴は旦那にバージンを捧げているか、たとえアナルは処女であっても、俺の男の助手
  達によって処女を奪われているからである。

  この綾のバージン消失を見ていたら、この綾の次に奴隷の依頼があって、もしアナル
  バージンを奪われていない時には、それが女であっても俺が処女を奪ってやろう・・
  と決心した。
  俺には、調教師としてのプライドがあるが、そのくらいの恩恵があっても良いと、その
  時に思ったのだ。

   よっぽど、綾の尻を犯しているヘラクレスの行為を中断させて、俺が綾のアヌスを犯
  してやろうか・・と考えたが、それはしなかった。
  ・・と、云うより、時間的に出来なかったのだ。
  それに、昨晩のミーテングで、綾のお尻の処女はこのヘラクレスが貰うことに決定して
  いたのだから・・


   「 いいか?入れるぞ!」
  男が気合を入れるように聞いている。
  助手のヘラクレスの黒い腰がグイとばかりに大きく前方に突きだされた。
  ・・と同時に女とは思えない悲鳴が、綾の口から洩れた。

   全裸の日焼けをした逞しい男の尻が、体毛の全く生えていなく飽くまでも白い脚の
  付け根に、ピタリと密着していた。
  貫通したようだ・・(つづく)



















  
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