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小説 舞の楽園 ( 調教師 )





調教師   ー ( 19 )

「 見てご覧 」
   鏡と反対側を向いた顔は助手のヘラクレスの手によって、再びこちらを向かされる。
  助手の男は俺が鏡のこちら側から見ていることを先刻承知の上だ。
  穏やかだった助手の腰の動きが段々とダイナミックになって行く。
  弄ばれる綾の様子を俺に見せつける積りなのだ・・
  

    「 ヒイ、ヒイ、ヒイ。アアァ・・ 」
  黒く逞しくって太くって長い男性器は綾の肛門の襞を擦っている。
  ズルズルと引き出されて、大きなカリ首のところがアヌスの出口まで来た時に、2~3
  回小刻みにチョンチョンと上下運動を繰り返していたと思うと、今度は勢い良く内部に
  突き刺さった。
  それが・・4~5回繰り返された。

    その度に綾の口は大きく開いて息を吸い込み、呼吸を止めた。
  二つに折られた綾の身体はビクッ、ビクッと痙攣を繰り返して、如何にも苦しそうに
  喘いでいた。

    俺の見ている真横からだと、褐色の男の身体は本当に20cmは浮き上がっていて、
  綾の白い躯と繋がっているのは、黒い巨大な男根1本であるのが良く判る。
  ヌプヌプと淫靡な音さえ聞こえていた。
 
    黒い物体が卑猥な音と共に抜き取られた次の瞬間、白い華奢な肉体に没してピッタ
  リと重なり、白い肉体はブルブルと痙攣するのだ・・
  何度も。何度もそれは繰り返された。
  俺は手に汗をしてその様子を見ていたんだ・・



助手の女と少女奴隷 涼

   「 涼。こちらへお出で!」
  何時の間にか、黒革の小さなブラとこれも小さなパンティを脱いで全裸となった女の
  助手が、調教室の入口のところで呆然と佇んで助手の男と綾の SEX を見ていた少女
  を呼んでいる。
  俺は黒い男と白い綾の SEX に見とれていて、女の助手が全裸になったことさえ知ら
  なかった。

    
   呆けた表情で男同志の SEX を見ていた少女は、突然自分の名前を呼ばれたので
  ビクッとなったようである。
  余りにも、卑猥な行為を覗き見していた自分が恥ずかしくなったのであろう、紅くな
  っている。

   「 ハイ・・」
  それでも、調教を受けて1週間目の少女奴隷は怯えながらもシッカリと返事をして、毛
  を剃り取られた丸裸を助手の女の前に跪かせていた。

   「 涼。お前。綾が犯されるのを、ジッと見ていたね・・。お前もああやって処女
  を失うんだよ・・!」
  「 おや! お前。濡らしている・・ね!」
  助手の女の問い掛けに、涼はハッとした。
  毎日の調教によって、綾の肉体は受け入れ可能の状態に出来上がっているようだ・・

   「 いいえ! 濡らしてなんかは・・・」
  真っ赤になった貌を激しく振りながら、聞こえるか聞こえないかのか細い声で否定
  する少女は可愛かった。
  答えながら、自分の肉体が濡れていることに気付いたようだ。
  今、それが初めて判った・・と言うような仕草をしている。
  本当に、今しがた気付いたのであろう・・と俺は思った。(つづく)

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