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小説 舞の楽園 ( 義父を奴隷女に・・)





義父を奴隷女に・・ - < 23 >

「 ひかりのところに行くぞ!全裸の上にこれを着てゆけ・・!」
   目の下に隈を造った蒼い顔をした妻はもう何にも言わずに、疲れ切ったよう
   にノロノロとした動作で、全裸の上に青いワンピースだけを羽織り、俺の後
   に従っています。
   もう、ひかり・・が義父の名前であることは妻の香は知っています。

    「 いらっしゃいませ・・ご主人様」
   玄関の呼び鈴を鳴らすと、完全に女の格好をしたひかりが高い声を出して、
   玄関の扉を開けました。
   直前に「 今から行く!」と電話をしてあったので、内鍵を外してあったの
   です。

    その頃には、俺のことを「 ご主人様 」と呼ぶように仕掛けてありまし
   た。
   「 あなた 」では香が呼ぶのと同じですので・・区別を付けさせる為にで
   す。

     扉を開いた熟女になったひかりは、俺の後ろに立っている娘の姿に気が
   付きました。
   瞬間的に顔が蒼ざめて、そして、スカートを翻して奥に逃げ出しました。


「 香。入るぞ!」
   ここは正念場です。
   俺は強い口調で言い、香を開けっ放しの玄関の中に引っ張り込みました。
   そして・・扉を閉め錠を下したのです。
   流石に、香は蒼い顔をしていますが、もう何にも言わずに大人しく俺の後に
   就いて来ています。

     「 許して・・許して下さい・・」
   香を連れて部屋に入って行くと、片隅でひかりが突っ伏して震えています。
   赤と黒の格子柄のミニスカートから出ている白い足がとても扇情的です。
   ひかりはそれどころでは無いようです。
   俺に・・と言うよりも、娘に対してとんでもないことをしてしまったと言う
   ように、謝っているのです。 

     「 ひかり。お前が女になっていることも、俺のオンナになったことも、
   香は全部知っているんだ・・!」
   泣き伏しているひかりに近づいてそう言うと、ひかりの肩がビクリと動き
   ました。

    「 お父さん。いえもうひかりさんね!あたしはあなたを絶対に許さない
   からね!」
   「 どんな事情があったにせよ、あなたはあたしの夫を盗んだのよ!」
   部屋に入って来た香は気が高ぶっているのか、突っ伏して泣いている実父の
   ひかりの前に立って、強い言葉を投げつけています。

「 許して・・許して下さい・・」
   実の娘にも「 ひかり」と呼ばれた父親は、もう完全に女になっています。
   女のように顔を覆って、小さな声で「 許して・・」と繰り返しているばか
   りでした。

     妻の怒りが俺に向いていないことを神に祈りながら、真っ赤に変色し 
   た妻の顔と泣き伏してしまったひかりを等分に見ていました。(つづく)
   

   
    





















      
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コメント

お邪魔します

何度かご訪問いただいているようなので、気になって、記事を読ませていただきました。
連載物なので、過去記事を全部読み切っていない状態でのいい加減なコメントは控えさせていただきますが、衝撃的な内容ですね。
私も別の場所で官能小説を書いておりますので、刺激になります。
引き続きお世話になります。

ありがとうございます。

 ご訪問ありがとうございます。
私の拙文を衝撃的だなんて・・評価していただいてありがとうございます。
風花さまの小説を読みたいと思います。
如何したら見られるのでしょうか?教えて下さいませんか?

小説の件

私の稚拙な小説でよろしければ
Fantia
https://fantia.jp/fanclubs/238710
または、アルファポリス
https://www.alphapolis.co.jp/novel/6308379/208736145
に掲載しています。

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