小説 舞の楽園 ( おやじは俺のおんな)
- 2023/05/30
- 22:30
おやじは俺のおんな (8)
親父は急速に大人しくなって俺のオンナ、いや、則子になった。
タイルの上に崩れ落ちたままの女座りをして、男の精に当てられたように、俺
の怒張を見て目を潤ませているようだ。
俺がピクンと剛直を振るように動かすと、催促をされたと思ったのか俺を見上
げて、悲しそうな表情を作って半開きにした口唇を近づけている。
俺を見上げるその目付きは、こんなことをする俺を恨んでいる目付きだけでは
なく、女の媚態も含まれているように思えたのは俺の自我だろうか?
上から見ているので眸を瞑っているのかどうか定かではないが、意外と長い
睫が恥ずかしげに震えていた。
俺は則子の女のような白い顔にゾクリとして、なおかつ欲情したものだ。
「オオウッ」」
「見ないでェ・・・」そう呟いた唇が俺の剛直にそっと触れた瞬間、俺は放出
しそうになって思わず声を出した。
すっかり女になった親父は観念したように唇を尖らせて、1度怒張の先端に
口唇を被せてから舌をチロッと出してそれを舐め始めた。
愛おしそうに紅色の舌が動く様はとても扇情的で、俺は放出感を堪えるのに
必死だった。
気が付くと俺の砲身は彼女の口中深く入っており、則子の咽チンコを突いてい
た。
「流石は則子は男である。男のツボを心得ている。前の彼女の比ではなく旨い
」と内心感心していた。
後で聞いたのだが、親父は男性のものなんか舐めたり含んだりしたことはない
が、「愛しいあなたに喜んでもらおうと必死だったのよ」と嬉しいことを言っ
て俺を喜ばせていた。
(5)アヌスは・・・
初々しいが俺を喜ばせようとして一生懸命の則子の口舌奉仕に先程から揚ぶ
っている俺は我慢が出来なくなっている。
口の中に放出するよりも、則子のオマ〇コの中に放出しなければ陵辱したこと
にはならないと俺は思っている。
放出は浴室を出てからベッドの中で・・と言うことも考えたが、俺の流石の
剛直も「待てない」と言っていた。
それに今犯しておかないと、親父の気持ちよりも俺の気持ちの方が罪悪感で
萎えてしまいそうであった。
なにしろ、俺は親父である則子に対して二重のタブーを犯そうとしているの
だから・・。1つは男が男を姦しようと言うタブーであり、2つ目は近親相
姦のタブーである。
則子を四っん這いか仰向けに寝かせて姦することも出来るが、浴室のタイル
の上では、きっと足や背中が痛いであろうと思ったのだ。さっき尻を叩いた
時に則子の取った姿勢が1番適していると俺は考えた。
「則子。さっきみたいに浴槽の縁に腹を付けて尻を突き出せ!」
俺は女になった親父を呼ぶときには、必ず「則子」と言うことに決めていた。
その方が、則子の心の中に「女になったんだ・・」と諦めに似た感情が芽生
えてくるのではないかと思っている。(続く)
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