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小説 舞の楽園 ( おやじは俺のおんな)


       おやじは俺のおんな  (12)
則子は感じるのか声が涸れてきた。
俺が突き入れる度に首を振っていて、突っ張っていた両腕の力が目立って抜け
てきた。今にも湯の中に落ちるのではないかと心配になっている。
「もう、もう・・・来て・・」
切々に可愛いことを哀願している。
則子の余りの媚びように、俺の分身も放出の我慢の限界を向かえていた。
「出すぞ! 則子。いいか?うむ。出すぞ!!」
俺は渾身の力を込めて剛直を突き入れて、そして彼女の最奥で止めて、砲門を
開いた。
“バスーン。バシーン”
溜まりに溜まった精液は凄まじい勢いだったと思われる。本当にそんな音が出
るほどの勢いだった。彼女の身体がビリビリと震えたほどだ。
そして、第3弾、第4弾・・・・それは、7~8度続いた。
放出の快感に俺の頭は真っ白になって、その時の則子の様子も良く覚えていな
い程だ。ただ、則子は俺の放出を受けて、身体を3~4度ビクンビクンと震わ
せていたような気がする。
彼女も感じているのであろうと思った。

 (7)一緒に湯の中で・・・
 則子はガックリと疲れた様子で、浴槽の縁にペタンと身体を預けている。
大学時代の彼女もセックスをした後は目の下に隈を作っていた。セックスと
は受身になっている女でも疲れるものらしい・・・
男は激しく動いて、体液を放出するのだから疲れると云うのも理解できない
ことではないが、女は受身であるし疲れると云うことは無いと俺は思ってい
た。考えを変えなくてはならない様だ。
浴槽に入り温くなったお湯を足して肩まで浸かっていると、ガックリと首を
落としていた則子がモゾモゾと動き始めた。
お尻の方を気にしている感じである。
フト、毛を剃ってツルツルの女座りをしている則子の脚の下を見ると、何か
ドロッとした粘液が流れているのに気が付いた。その白濁の液は、先程則子の
肉体の中に射込んだ俺の精液に違いなかった。
則子も打ち込まれた精液が漏れ出ていることに気が付いて、モゾモゾとし始
めたらしい。
俺は則子のその白い姿を「可愛い・・・」と思ってしまっている。可愛いと考
えてしまったら、何か則子をもっともっと恥ずかしがらせて苛めたくなって
いる。
俺も相当にSッ気が強いようだ。
よくサドの人が「憎いから苛めるんじゃない。可愛いから苛めるんだ」と云う
のが分かったような気がしている。
「則子。それは俺の精液じゃないか?」
座ったまま手桶にお湯を汲み出そうとしている則子に顎をしゃくった。
ハッとしたように手を止めて可愛い女は真っ赤になった。
「折角入れてやったのだから、オマ〇コの中に留めて置かなければダメじゃ
ないか。俺は則子を妊娠させる積りなんだから・・」(続く)
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