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小説 舞の楽園 ( ギブス )


        ギブス  -17
 「退院、おめでとうございます。譲様。お待ちをいたしておりましたわ。
マゾ女の紀香でございます。どうぞ宜しくお願いいたします」
譲が紀香のアパートに着くと、綺麗にお化粧した紀香が真っ赤なベビードー
ルを着て迎えている。
「本来ならば正座をして三つ指を突いて迎えなければならないところですが、
まだギブスが取れていませんのでこのままで失礼いたします」
紀香は2人に教え込まれた口上を恥ずかしそうに述べている。
松葉杖を突いている紀香のシースルーのランジェリーは毛の無い下腹部を
隠してはくれていない。
全身を朱に染めて挨拶をする紀香はもうすっかりマゾのそれであった。
実は3人の中で1番Sッ気のあるのが1番幼い顔をした譲である。
女をとき犯すには譲が先鞭を付けておいて、龍三と庄司がその企てに乗るの
が1番多かったのである。
それが譲が入院している間に2人は紀香を手懐けてしまって、今日はその
お披露目の日であると2人は思っていた。
マゾ女になった紀香をSッ気たっぷりの譲に楽しんで貰おうと思ったのだ。
そのことを譲に内緒にしたのは、自分達もマゾ女を調達できるのだと言う
ことを譲に知って欲しかったからである。紀香は2人にとっては可愛いマゾ
女であった。
「確か森下紀夫といったな?そうか、お前はマゾ女になったのか?今日は俺
の退院祝いだそうだ。思い切りお前を可愛がってやるとしょう!」
「そんなものは脱いでしまえ!お前は縄化粧の方が似合う」
「おい。縄はないのか? ロープの用意はないのか?」
Sの譲は年上の紀香をお前呼ばりして、まるで自分の女のように扱っている。
そして、龍三と庄司に「縄は?・・」と聞いている。
流石はSの譲である。紀香を縛ってからでないと、可愛がることが出来ない
らしい。
まるで自分が入院していてSの行為が出来なかったのが、悔やまれてならない
と言うように焦っている。
龍三と庄司はそんな譲を笑って許している。
「はい。・・・脱ぎます・・わ。それから・・ロープは引越しに使ったもので
よろしければ・・」
大柄な龍三や庄司とは体格も小柄で童顔をした明らかに年下の譲に命令される
ことに紀香は慣れてはいないし、戸惑いも覚えていた。
しかし、紀香のマゾ心は刺激を受けて素直に答えていた。
それでも、2人の前ではもう慣れてしまった丸裸は譲の前では恥ずかしいが、
これもマゾ女の宿命であると諦めて、着ているか着ていないか分からぬほど
軽いシースルーの真っ赤なナイトランジェリーを脱いでいる。
「あっ。そこも剃ってあるのか? 楽しみだな・・」
丸裸になった紀香を自分の前に立たせて、譲はニヤッと笑って紀香を早速恥
ずかしがらせている。
「まず・・祝いの乾杯をしてからだよ。そう、焦るなよ、譲よ。今日はお前
の好きなようにさせてやるからよ・・な」(続く)


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