fc2ブログ

記事一覧

小説 舞の楽園 (私は薫 )


         「 薫 」(34)
 遠く離れた東京へ行くのでお互いに暫くは会えなくなるのだと思って、4人
で温泉にでも行こうと言うことにしたのだ。
俺が話をすると女性2人は喜んでくれて、男性陣ものんびりと温泉に浸かれる
ことを楽しみにしていた。
ところが、薫の様子が可笑しいのに気が付いたのだ。彼女は心の底から喜んで
いないのに気づいたのだ。
「どうした?温泉旅行が楽しくはないのか?」
俺は彼女が楽しくない訳を知りたくて聞いたんだ。
「皆がどのお風呂にも入れるのに、わたしの入れるお風呂は無いわ。千寿さん
とも一緒に入ることが出来ないわ。わたしが入れるところは家族風呂だけなん
じゃないかしら?」
彼女はそう言って涙ぐんでいた。
そう言われてみるとその通りである。俺はハッとした。そこまでは考えていな
い俺の迂闊さに、俺は自分自身に腹が立っている。
 
そこで俺は考えたのだ。何かいい方法がないものかと、インターネットで調
べることにしたのだ。
一番最初は女性でも一緒に入れる温泉を探そうとしたのだが、しかし、もう行
くところは決まっていたし、宿の方も予約が済んでいた。また薫のような男女
の入れるような温泉場は載っていなかった。
そのうちに、女装に関するサイトでは何かないかと調べることにしたんだ。薫
も俺の後ろで真剣に画面を覗いている。
いろいろと女装に関するサイトは多かったが調べているうちに、画像掲示板に
女性の股間らしきものが載っているのに気づいたのだ。その写真はまるで女性
の股間と見間違うものが載っているではないか。
「タックをしました!!!」と言う表題が付いていた。
『タック』って何だろう?薫と2人で不思議がっている。今度は検索で調べる
ことにした。
これもサイトが見つかって開いてみると、『女性のような股間の作り方』と言う
ことが分かってきた。

この方法を取り入れることにしたんだ。
早速そのファイルを保存して、『タック』に必要なものを購入して来たのだ。
 恥ずかしがる薫の下半身を裸にして、説明書のコピーを俺が読んでやって、
薫自身が本当に真面目になって手順どおり進めていた。
俺は傍で、薫のその様子を見守っていたのだ。
その時に変なことに気が付いたのだ。彼女のものが(元々小振りではあったが
)以前みた時よりも随分と小さくなっていることに気が付いたのである。
砲身や陰嚢だけでなく、袋の中にある玉玉自体も小さくなっているようなの
だ。そして、以前は白いピンク色をした陰茎も起っていたように思っていた。
最近は、薫の陰茎は勃起をする力は弱くなっていたのは知っていたが、そこ
までは注意していなかったのだ。
一緒に風呂に入る時も、いつも薫は恥らって陰部や恥毛を隠すようにしてい
たので、女の媚態に見えて可愛いと思ってもいた。
薫に聞いて見ると、「女性ホルモンの影響よ」と言っている。そして、「今止
めても、もう元には戻らないそうよ」とも微笑んでいた。
俺を喜ばす為に、親から貰った大切な躯を弄って変えてしまった薫に、俺は
申し訳なさと可愛さと愛しさがミックスされたような感情が湧きあがってき
て、涙を零していた。【続く】
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

舞

Author:舞
FC2ブログへようこそ!