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小説 舞の楽園 ( 私は薫 )


         「 薫 」(35)
彼女はそんな俺を見て「わたしの為に、泣いて下さるの?ありがとう。充分に
報われましたわ」と嬉しそうに言うのだった。
健気である。俺はそんな薫をシッカリと抱き締めてやった。
 
「タックの練習をしたいのだけど・・・どいて下さらない」
俺が感激に浸って暫く抱き締めていると、彼女は俺の感激など無感動にそんな
ことを言うのである。
女と言うものは非常に現実的な生き物だと聞いたことがあるが、薫もそうなっ
てしまっているのか?・・・と俺は思ったものだ。反面薫の女性化の速さに驚
きと共に嬉しくなっていたのも事実であった。
段々と女になって行くのかと、抱き締めた俺から逃げて行く薫に感じて、嬉し
くもありチョッピリ悔しくもあった。
そう云う男の感情も残して欲しいものだと思ったのだ。そして、薫も女になっ
たのだから、現実的なものの考え方になってしまったのもやむをえないなあ・
・と俺は考えていた。
 
やっとのことで、恥ずかしがる薫の陰毛を剃って、説明書通りに小さくなっ
ているタマタマを収納することに成功した。男性器を下に向けてガムテープを
使用して、そのまま歩いてみても外側には戻ってこないようである。
最後に陰茎をタマタマの袋の皮をもって隠すように包み込み、買って来た接着
剤を使って皮同士を接着して出来上がった。
何せ初めてのことで綺麗な女の線は出来なかったが、これも何回か練習すれば
手際よく綺麗に出来るのではないかと思えている。
これで温泉に行って、男とバレずに女湯に入ることが出来そうである。薫も非
常に喜んでいる。
しかしこの方法も問題があるようだ。しゃがんだりすると、後ろから見ている
と男だと見抜かれてしまい易いことである。男性器の先端が見えてしまうので
ある。だから、バックをそれとなくカバーしてやる必要があることだ。
男の俺は別の男風呂に入っていて女風呂には入れないから、カバーを千寿さん
にお願いするようにと薫には言って置いた。
「これで・・・温泉に行けるわね・・・」
薫はタックが出来たので、温泉に行って入浴するのを楽しみにしているようだ。
余程、風呂に行けることが嬉しいらしい。
 
その後俺が会社へ行っている時に薫は一人でタックの練習を繰り返している
ようだった。タックをしたままの躯のまま、夜の生活をすることが幾夜かあっ
たのだ。
俺は別に薫が普段の生活まで、タックをして欲しいとは思っていない。そのよ
うな薫の姿を見ても興奮することが少ないからである。それよりも今まで通り
の恥じらう姿の方が、俺にとっては刺激が強いと思っている。
それに本当は、俺は男の薫を愛してしまったのだから、そんなタックをするよ
うなことは必要がないと思っていたのだ。
しかし、薫は「タックをすると、何度も絶頂に達するみたいなの・・・」と言
うのであった。男の身体と言うものは、1度放出して絶頂に達すると回復する
までに時間が掛かるものである。「タックをすると、射精しなくって何度でも
頂点を迎えられるのよ・・・」と彼女は言うのである。
これは俺にとっては非常に羨ましい話である。女性とはそう言うものかなと
感心してしまっている。【続く】
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