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小説 舞の楽園 ( 副操縦士 ピエール )




副操縦士 ピェール - ( 2 )

シャルル・ピェールはホモらしい、それも・・女役のホモらしかった。

    俺の頭の中には、男でも・女役のホモは如何いう体位を取ってS E Xをする
  のか・・興味が起きている。
  俺はつくづく H な人間だと、自分でも呆れている。


    俺はバーテンにスコッチソーダをダブルで2杯注文をした。
  取り合えず、グラスを合せた。
  ピエールの指は女のようにしなやかに、そして優雅にグラスを掴んで、小指を立て
  て乾杯した。
  俺はそう云った乾杯の仕方は好きである。

「 あなたを一目見た時から、身体中がジーンと痺れたのよ・・」
  ピェールは女の眸のような色っぽい眸で身体をクネラセながら言うと、ズボンの上
  から俺のジュニアを掴まえている。
  幾ら綺麗な白っぽい手だと言っても、男の手だと思うと、何となく擽ったい。
  俺のジュニアには女しか手を触れてはいないのだ・・

   「 ちょっと小耳に挟んだのだけれど・・君を副操縦士にリクエストしたのは
  リンだってね・・」
  俺はズボンに置かれたピェールの手を払い除けずにそう言った。
  ピェールは表情を強張らせて、俺のズボンから手を引いている。

   「 リンは僕がホモだってことは知らないんだ!だから・・冷たくしても冷たく
  しても追いかけて来るんだ 」
  「 僕は迷惑以外の何ものでもないんだよ・・」
  ピェールは暗い表情をして、瞬時に男の言葉に戻って言っている。

   「 ホモの世界から足を洗って、リンと結婚したらどうかね・・? そうすれば
  君の将来はヨーロッパ航空の社長の椅子も手に入れることも出来るだろう?」
  リンはヨーロッパ航空の社長の独り娘である。

   ピェールの顔を覗き込んだ。
  黙ったままジッと見ていると、ヘンな気持ちになりそうなほど、ピェールは美青年
  である。

   「 女と可能なら・・喜んでホモの世界から足を洗うよ・・」
  ピェールは苦しそうに貌を歪めながら、切なさそうに俺を見た。
  「 僕はバイセクシアル・・つまり、両刀使いじゃないんだ! 男でなければダメ
  なんだ! 」
  辛そうに首を振っている。
  その顔は『 俺を今夜は帰さないぞ・・』と言う決心をしているように、感傷的に
  俺には見えた。

   「 もし・・リンと結婚をして・・僕が S E X が出来ないと知ったら・・
  如何なると思う? 」
  「 最大限の罵詈雑言を浴びせられて、叩き出されるだけだよ・・」
  今にも泣きだしそうな顔になって言った。( 続く )


   
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