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小説 舞の楽園 ( 副操縦士 ピエール )




副操縦士 ピェール - ( 4 )

「 あらっ。 わたくしを女だと思って・・抱けばいいのよ・・」
   ピェールは再びズボンの上から俺のジュニアに手を伸ばして来た。
   「 あら。もうこんなに大きくなっているじゃないの・・?素敵よ!」
   ピェールの声は欲情している為にか、カスレているのを俺は聞き逃さない。

    「 部屋に来ないか・・!飲み直そう・・!」
   『 欲情するのは・・女も男も同じだな・・』と感動しながら言っている。


      < クリ子 >
    
     「 わたし。着替えて来るわ! あなた。30分ほど・・お部屋で待ってい
   てね・・」
   俺の部屋の番号札の付いたキーを確認してピエールが言うと席を立った。
   俺は彼の後ろ姿を確認しながら、もう1杯スコッチソーダを注文している。
   彼がシャワーを浴びて来ることを確信して、女を待っている気分になり、ウキウ
   キしている。

注文したスコッチソーダを一気に飲み干して部屋に戻った俺は、シャワーを
   浴びて、素裸の上にガウンを着た。
   『 これで・・彼を抱く準備は出来た』と思っている。


    ピェールは30分と言ったが、タップリと1時間は起ったころ、部屋のブザー
   が鳴っている。

    俺は、女の化粧の長さは知ってはいるが、男の彼が幾らシャワーを浴びたから
   と言っても、1時間も掛かるとは思ってもいなかった。
   幾分・・ご機嫌が斜めになっている。

    「 遅いぞ!」
   俺は扉を開けて吃驚した。
   扉の向こうには、肩を丸出しで、赤いドレスを着た妖艶な女が立っていたのだ。
   彼女の両肩は驚くほど華奢で白くって、ドレスを釣っている赤い紐がとても印象
   的だった。

    「 部屋を・・お間違え・・」
   「 何を言っているの? わたしよ・・ピェール・・よ!」
   化粧が幾分濃いめのその女は笑いながら、俺の「 部屋をお間違えでは・・?」  
   と言う積りの言葉を遮った。

    俺も迂闊だったのだ・・
   ピェールが男性の姿のままで現れるもの・・とばかり思っていたのだ。
   吃驚してしまった。

    「 遅くなってゴメンナサイ・・ね。女にはお化粧の時間が必要なのよ・・」
   眸を丸くして吃驚している俺を見て、ニコヤカに笑った。
   俺は彼女のニコヤカさが理解出来るような気がしている。
   女好きのこの俺を、女と間違えさせるほどに関壁に変身した・・と云う満足感
   であると・・・


    「 どうぞ! マドモアゼル 」
   驚きから立ち直った俺はお道化て、彼女を部屋の中に招き入れた。
   彼を怒っていたのに、今はそんなことも忘れていた。
   俺も現金なものだ。

    彼女は済ました顔になって、さして大きくないお尻を振って、まさしくモン
   ローウォークをして部屋に入って来た。( 続く )
       


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