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小説 舞の楽園 ( そうすれば家族 )




そうすれば家族・・{ カミングアウト } ( 12 )

その後、息子はそのことには触れてもいません。
  まるで・・見たり聞いたりして居なかった・・のようにです。
  無論・・私も普段通りに息子に接しています。いえ、私の方はギコチなくです。

   3日・4日と経つと、『 私の声は息子には聞かれていなかったようだ・・』
  と思うようになりました。
  だって・・息子は、私が女になってアナルオナニーをしていた・・ことを億尾
  にも出さないのですもの・・

   自己中心的な甘い観測に、私はホッとしておりました。
  勿論・・それ以来、アナルオナニーなんて自粛しております。・・と云うより
  する気も起きませんでした。


   それが・・車の中での暴行なのです。

   息子は妻の病状を見て『 母親の依頼を拒むことは出来ない・・』と考えた
  ようです。
  そして・・女になっている私の声を聴いて『 私が妻になっている』と思った  
  見たいなのです。
  悪いことに、アナルオナニーをした時に汚れたシーツと張り型を持って全裸の
  まま、息子の前に立った時に落としてしまった張り型に気づいたようなのです。

実際に強盗さんに襲われた人妻を演じていた訳ですが、その時に上げてしま
  った私の喜びの声を、息子に聞かれてしまったようなんです。
  そして・・息子は『 私が寂しさのあまりアナルオナニーをしていたのだ・・』
  と勘違いをしてしまったようです。

   でも・・私が寂しくってオナニーをしてしまったと言うのは、あながち間違
  いではありません。
  私は息子の間違いを、否定出来ないのです。
  ・・と言うよりも、積極的には否定しませんでした。


   そこで・・
  
   「 お父さん。寂しいのだろう・・?。僕がお母さんの代わりをして上げら
  れたらば、いいのだけど・・それは、無理だ!」
  「 そこで・・お父さんがお母さんになって、僕がお父さんになればいいと考
  えたんだ・・!」
  「 そうすれば・・本当の家族になれるよね・・」

   どう云う発想でそんなことが浮かんだのか未だに判りませんが、息子は本気
  でそう思っているようです。

   息子が「 お母さん」と呼ぶのは前から知っておりましたが、私のことは「
   お父さん」と呼んだのは初めてだったと思います。
  思えば可哀そうな義息だった・・と思っています。


   狭い軽の車の中で犯されてしまった時に、息子は確かにそう言ったのです。
  犯されてしまったショックと息子の男性自身が張り型なんかよりもず~っと
  ず~っと気持ちが良かったこともありまして、私は強くは否定は出来なかっ
  たのです。(つづく)

  
   














      
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